1963年から70年代初期にかけて活躍した芸術家アンディ・ウォーホルが
“Factory” と呼んだスタジオは、当時の芸術家や自由思想家たちでにぎわっていました。常連には、ボブ・ディランやミック・ジャガーもいたというから、とんでもなく華やかな世界。そんな“Factory”に、ひょんなことから飛び込んだ1人の女性、イーディー・セジウィック。
彼女は、マサチューセッツ州の由緒ある家系出身。その反面、暗いイメージに包まれた家族背景を持つ女性。ウォーホルが得たくても得られなかった育ちと魅力を存分に持つイーディは、瞬く間に“Factory”の女王に掲げられ、彼の映画に出演。世の中は彼女を 「It girl 」 と呼び、もてはやしました。
その後、ウォーホルと絶縁状態に。拒食症やヘロイン常用などが昂じて1971年、精神安定剤の過量服用が原因で28歳という短い命を散らせることに…。
ショートカットヘアに独特のアイメイク、大きめのイヤリング、
映画の中のどんなシーンでも手放さない煙草・・・これが「彼女」イーディ。
そんな彼女が映画の中で出す音で印象に残るものが、2つ。
動く度にカチャカチャと擦れるように鳴るイヤリングの音と、
煙草を吸う時に燃えるシュワッという音。
この乾いた2つの音は、嘘っぽく切なく、そして悲しい。
まるで彼女の人生を予感しているかのような空しい音。
映画のテーマは、選択。
彼女は、人生の選択を誤った。
ロックスター(ボブ・ディランと言われている)との恋を実らせるべきだった・・・
あのエレベーターをロックスターと一緒に降りるべきだった・・・
でも・・・エレベーターに乗り、ウォーホルの元へ戻っていった彼女。
華やかな存在だっただけに、すさんでいく姿は辛く痛々しい。
人生の選択はどちらかひとつだけ。
人生は常に“ひとつだけ”の選択の連続ということを思い知らされる映画。
迷える女性たちに!!
ぜひ観てほしい映画、今、上陸です!
「ファクトリー・ガール」
GW、シネマライズ他全国公開
<試写会のご招待>
●日時:4/9(水) 18:00開場 / 18:30 開映
●場所:ヤクルトホール(港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル)
●ご招待:5組10名様 |