先週ラッキーにも戴いた券で、幕が開いたばかりの「風とともにに去りぬ」初日公演を観て来た。それも前から三列目。主演は元タカラヅカの大地真央。スカーレットはまさにはまり役!
彼女はテレビで見るのと同様、実物も相当美しい。わたしよりも年上だが、その肌は透き通るように白く、ボデイラインもきゅんと引き締まっている。最近では珍しいほどの女優然とした女優と言えるだろう。
あれほどの大女優ともなれば美しくあることが仕事、エステにだってまめに通うだろうし、化粧品にだってさぞやお金をかけているに決まってる。と、意地悪な見方もできるけれど、舞台最後のカーテンコールを見終わってわたしは確信した。
“彼女が美しいのは、美に投資しているせいだけではない。美しく見せるための心得を持っているからだ”
演技中の役の上ではいろいろな表情や振り付けがあって当然だが、カーテンコールというのは女優が自分に戻る瞬間だ。つまりスカーレットから大地真央に戻るのだ。初日終了という普通の役者なら、ほっと緊張の糸が切れる瞬間、わずかに素の本人を垣間見せることもある。しかし、彼女はそこでもものの見事に“大地真央”を演じ切っていた。
顎を上げ毅然として、女優としての貫禄と自信がみなぎり、観ている者たちの心をがっちりとらえて放さない。それは本当にすごい力。
自信のある女はけしてうなだれたりしない。顎を引いて上目遣いで媚を売ることも絶対しない。そんな良いお手本だ。ヘタに謙虚ぶったり甘えたふりをすると、それがよけいにみっともない場合があるが、女は自分ではそれに気づかないことが多い。
本当に美しい女は美しさを謙遜しない。堂々と胸を張り、顔を上げて、惜しみなくキレイを放散しているものなのだ。
わたしも明日は普段より、ちょっとだけ顎を上げて歩いてみることにしよう。 |
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