2001.8.31号



 
電気ビューラーの力やいかに?

 猛暑も過ぎ、台風も過ぎ、ようやく今年も日本の夏が終わろうとしている。
となると次にやってくるのは、秋。気温・湿度ともにベリーグッドの過ごしやすい季節。
否が応にも“キレイになりたい願望”がむくむくと頭をもたげる時期である。だって、高温多湿の日本の7,8月はメイクしたってすぐ崩れるし、オシャレしたって3秒で汗染み。これじゃやる気もなくなるってこと。
 そんなキレイの天敵シーズンも幕を閉じ、ようやく我らの本領発揮!とばかりに、勢い余って電気ビューラーなるものを買ってしまった。商品名『まつげクルン』(ナショナル)。
ネット読者のなかには、すでに持っているひとも多いんじゃなかろうか?なにせ単四電池たった一個で使える大ヒットコスメグッズだ。
 スイッチを入れると内蔵の電熱線が熱くなり、それをまつげに当ててカールさせる。言ってみればホットカーラーみたいなもんかな。噂ではかなりのスグレモノとのことで、まぶたに当たっても熱くないし、カールの持続力もナイスだと。ということで、さっそく自分でもトライ!
 五秒、十秒、まつげにあてがうことしばし・・・。しか〜し!全然カールされない!持ち上がんない!!
 どうしたことか?壊れてんのか?ハズレものをつかまされたのか?と疑惑たっぷりに改めて説明書を読んでみると、どうやらまつげの質によっては上がりが悪いこともあるらしい。なるほど、髪の毛だってカールのつきやすい人とつきにくい人がいるのとおんなじね。
そういう場合はマスカラを塗った後にまつげクルンを使うと効果が上がるとも書いてあったので、今度は忠実にそれに従い再トライ。
 すると、どうだろう?
 おお〜!!スバラシイ!しっかりとまつげが上向きに上がっているではないか。それもしなやかに、美しい流線型を描き。旧式の手動ビューラーで失敗したときのカクンカクンした仕上がりとはまったく違う、いい出来だ。
 これが、ヒット商品ならではの性能。コスメフリークのみんなが飛びついたのも納得である。
 でもね、まつげって本来は瞳に異物が入らないようにするためのワイパーのようなもの。あんまり上向きにしすぎちゃうと役目を果たさないので、ゴミやチリや虫(?)が飛び込んでくるから注意してね。ちなみにわたしは時々虫が入ります。
プロフィール
おおたわ史絵
内科医、執筆家。
現代人の心理を辛口に分析。
その医者らしからぬルックスも魅力のひとつ。
雑誌 ef NOVARK おとなぴあ など連載中
5/23 リニューアルスタートしたweb Tarzan(マガジンハウス)http://tarzan.magazine.co.jp/ にて新連載開始。みなさんのココロとカラダの質 問にお答えしています。随時更新。
 
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