日々暖かさを増す今日この頃、思わず半袖で出かけたくなる季節の到来!ここから梅雨までのほんのひととき、日本は過ごしやす〜い良い時期である。何かとお出かけのチャンスも増えて、女のコとしては新たな出会いにも胸が躍るんじゃない?
そんな今だからこそ注意したいのがお肌。なかでもやっぱり毛穴でしょ!だって一生懸命、流行のメイクをほどこしたって、ぶわ〜っと毛穴が開いていたらもう台無し。若々しさに欠けるのでひとに与えるイメージも大幅ダウン。そういえば、毎年この季節になると毛穴対策の化粧品がいっぱい発売になる。「クリームから下地からファンデまで、いろいろあって、どれを選んでいいかわからない」そんな声も耳にする。というわけで、今回は毛穴について真剣に考えてみよう。
根本的な問題として、“どうして毛穴が開くのか?”これを知ることが大切。まずは、新鮮なブドウの実をイメージしてみて。十代前半の若い肌細胞は、このピチピチのブドウみたいなもの。ハリのある実が隙間なくぎっしりときれいに並んでいる。でもこれが年をとると変わってくるんだな。ブドウの実から水分が抜けて干しブドウみたいになってしまう。すると実と実の間にすっからかんと隙間ができる。じつにこの“隙間”こそが毛穴。そう、年齢によって毛穴が開きやすくなるのは、毛穴まわりの細胞の水分含有量が減少するからなのである!
だったら毛穴対策もそれをふまえてやらねばなるまい。世の中には開いた毛穴を埋めて隠すタイプの毛穴カバー化粧品もあるけれど、これじゃ応急の処置にしかならないことは明白でしょ。だって干しブドウの間をゼラチンで埋めるようなものだからね。それにヘンに毛穴を塞いでしまうとニキビのもとにもなるので要注意。
どうせやるなら、もっと積極的に!かつ根源から毛穴をやっつけたい。となれば必要なのは新しい皮膚細胞の新生だ。生まれたての細胞は水分含有量が多いから。オトナのなると子供の頃のように細胞新生が行なわれなくなるのは仕方ないけれど、このターンオーバーをうながしてくれるのがビタミンA、すなわちレチノールだ。小じわにも効くこのレチノールを含む化粧品は最近たくさん出ているので、探すのは雑作ないだろう(ちなみにワタシはRocとヘレナルビンスタインが好き)。
新しい細胞を作るのだから効果は早くはないけれど、根気よくやればいつかは毛穴が目立たなくなるのを実感できるはず。“ローマは1日にしてならず”ならぬ“毛穴撃退は1日にしてならず”なのである。焦っちゃダメ。
さあ、正しい理論を理解したところで・・・アナタのやる気と忍耐力で、ピチピチのブドウを手に入れようではありませんか! |
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プロフィール
おおたわ史絵
内科医、執筆家。
現代人の心理を辛口に分析。
その医者らしからぬルックスも魅力のひとつ。
雑誌 ef NOVARK おとなぴあ など連載中
5/23 リニューアルスタートしたweb Tarzan(マガジンハウス)http://tarzan.magazine.co.jp/
にて新連載開始。みなさんのココロとカラダの質 問にお答えしています。随時更新。
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