2003.11.26号



 
 知ってトクする、海外の珍!風邪予防術

 今年も寒い季節がやってきました。みなさま風邪など召されてませんか?
  風邪といえば、うがいや手洗いなどの予防策が一般的。でもそれでも人ごみや電車の中で予期せず風邪をもらっちゃうことってあるんだよね。 「あ、やばいかな?」
 と思って帰宅後にうがいをしても手遅れで、すでにノドの奥深くに憎きウイルスが侵入してしまっていることも少なくない。
 そんなわけで今回は風邪予防について徹底研究!

<日本版 風邪に効く食べ物あれこれ>
梅干:ムメフラール成分が強力な殺菌効果を持つ
にんにく、ネギ:においの素アリシンが殺ウイルス力を持つ
しょうが:香り成分ショウガオールの持つ殺菌力はかなり強力、また辛味成分ジンゲロンには身体を温める作用もあり
唐辛子:身体を温めて血流をよくする働きあり
柿:ビタミンCはみかんの2倍!また熱を冷まし咳やタンを抑える力あり

 ざっとこんな食材があげられる。どう?おばあちゃんから“風邪のときにはしょうがを煎じて飲みなさい”なんて言われた覚えはないだろうか? ワタシの知人に“梅干をねっておでこに塗る”っていう方法を実践してるヒトがいるけど、これも梅干の殺菌力を期待して生み出された予防法なんだろうね。おでこに塗るより食べたほうが効くと思うけど、笑。
 ところで海外にもいろんな予防法があるのをご存知かな?これがホントに諸説あって結構笑えるので、いくつか紹介しておくね。

<海外版 珍! 風邪予防術>
イギリス:はちみつ入りレモンのお湯割り(うーん、なかなか優雅で英国っぽい雰囲気)
ドイツ:温めたビールを寝しなに一杯(やっぱりドイツはビールなのね)
韓国:唐辛子入りのもやし料理(普段から唐辛子を食べるお国柄、いつも以上に辛〜く真っ赤にするんだろうか?日本人にはムリかな)
インド北部:溶かしバターを胸に塗る(あったまりそうだけど、ベタベタするかも・・・)
フィリピン:グアバの葉を額に貼る(日本の“梅干おでこ説”に似てる)

いかがかな?いろいろあって楽しめるでしょ。そして中でも極めつけ!ワタシのイチオシは・・・、
・ ロシア:バーニャという伝統的なサウナに入り、白樺の枝で身体を叩く(?!)というものだ。 身体を叩くことで血流を良くする効果があるんだろうけど、まっ裸で木の枝でバチバチやってる姿は想像するとちょっと面白すぎるよねぇ。
さあ、とはいえワタシたちだってのん気に構えちゃいられない。これから本格的な風邪シーズンがやってくる。これらたくさんの知恵を拝借して、自分なりの風邪予防術・撃退法を見つけようではありませんか。
もしも“ロシア式”を実行したヒトがいたら、ぜひ写真を送って見せてくださいね、笑。

プロフィール
おおたわ史絵
内科医、執筆家。
現代人の心理を辛口に分析。
その医者らしからぬルックスも魅力のひとつ。
雑誌 ef NOVARK おとなぴあ など連載中
web Tarzan(マガジンハウス)http://tarzan.magazine.co.jp/
にてみなさんのココロとカラダの質問にお答えしています。随時更新。


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