2005.2.23号


おおたわ 史絵


女医・執筆家。
テレビ・ラジオでも活躍中のおおたわ史絵さんが登場し、大胆でエスプリの効いたここだけのお話を披露してくれます。医学的な根拠があるからこそ、何気ないアドバイスにも説得力十分。

 実録バトル! プチ整形 VS 顔筋トレーニング

ひさしぶりに会った男トモダチ、年の頃は30ちょっと過ぎ。
タレントのはしくれを生業としている男なのだが、その顔をひと目見てびーっくり!なんと、男だてらに美容整形をしちゃっていたんであ〜る!
目の二重と頬のリフトアップ。彼に言わせりゃ
「どっちもクイックだよ。簡単なプチ整形ってやつ」
だそうだけど、いやいやプチとは呼べない程に明らかに顔が変わっちゃってるって、アナタ。しめて数十万円也、の施術なんだってさ。
しかし、頬のリフトは本当に効果テキメンである。彼がやったのは以前からあったヒアルロン酸注入や皮膚を切開して縫い縮める方法とは違い、ほっぺたの中に3本の糸を縫いこんで吊り上げるやりかただ。その特殊は糸はお肌のコラーゲンなどとくっつく作用を持っていて、つまりお肌の組織を巻き込んでいく。そうやってほっぺたがキュンとリフトアップするというしくみ。ホウレイ線もすっかり消えていた。
う〜ん、これはなかなかの出来ばえじゃ。普段はアンチ整形派のアタシですら、ちょっとうなっちゃうくらいに彼の顔は若返っていたんだよね。
「アナタもやればいいじゃん、紹介しようか?」
そういう彼の誘惑についつい
(え〜?そんなに効くなら行っちゃおうっかなぁ?)
とくらっときたのは、ここだけの話、事実である。
しかしですね、日頃から自然派ドクターを謳っているアタシとしてはそう簡単に信念を曲げるわけにゃいかん。天然の加齢に逆らって安易に整形を選ぶのはポリシーに反するんである。何より、年数が経ったときの整形顔の不自然さが嫌いなんだ。
もちろんアタシだって、醜く老けるのはイヤ。だから自分でできることはやっている。たとえば顔の筋肉のトレーニング。ほっぺたの筋肉を日々鍛える事でたるみを防ぎ、ホウレイ線を消していく方法だ。ちなみに具体的にはこう。
・ まず、「あー」の形に大きく口を開ける
・ 次にその口のまま、思いっきり口角を上げて笑い顔をつくる
・ 2〜3秒キープしたらもとの「あー」に戻す
・ これを15回ワンセットで毎日行なう
耳の前や頬に軽い痛みを感じたら大成功、ちゃんと効いている証拠だ。やってる姿はアホっぽく見えるけど、これはハリウッドのセレブも認めるれっきとしたフェイササイズ(顔のエクササイズ)のひとつ。あながちばかにしちゃいけません。
さてさて、彼のプチ整形とアタシの顔筋トレーニング。このバトル、はたしてどっちが賢いアンチエイジング法なんだろうね?今は勝敗つけがたいところだが、5年後にふたりがどんな顔になってるか、その時に答えがはっきりするんじゃないかと思ってる。


おおたわ先生が新刊本を発表!
『女医の花道』1,260円 (05年1月21日 主婦の友社刊 )
「女医道」を描いた興味深い一冊です。
女性による女性の診察が当たり前になった昨今、大活躍の「女医」という職業。
はた目にはかっこよく見えても、実はご苦労もおありのようです。
厳しくもおかしな女医の実態を軽妙に綴った痛快エッセイ!
「女医」を目指す人、現在、「女医」にお世話になっている人、
「女医」を彼女にもつ男性・・・これを読んだら、
「女医」に対する見方が変わるかもしれません。
「女医」時代の今だからこそ、読んでみたい一冊です。



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