乾燥肌ってどうなっているの?
乾燥肌とは、空気の乾燥などにより皮脂膜が欠如し角質層の水分が10%以下になった肌のことを言います。そうなると角質層はうろこ状に別離されて、バリア機能を失い、白く粉を吹いたような状態になってしまいます。

<皮膚のしくみ>
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3つの層でできています。その中で乾燥肌が抱えるトラブルは表皮の角質層で起こっています。角質層は肌の細胞が生まれてから垢となって取り去られるまでの生涯の中の最後の期間で、もともと「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質」「皮脂」という潤い成分を抱えているのです。
乾燥肌の細胞はこの潤い成分が少なくなってしまって、細胞の一つ一つがカラカラに枯れてしまった状態。肌表面の細胞は弾力を失い収縮したり、めくれ上がったりして「カサカサ」「ゴワゴワ」の状態を作り出しているのです。
肌トラブルの原因、乾燥肌。他の肌トラブルの原因になってしまう前に!
乾燥肌の厄介なところは、シミやしわと違って、肌全部がトラブルを抱えてしまうところ。
そして、それが他の肌トラブルを引き起こしてしまうところです。
小じわ・ちりめんじわ
肌が乾燥すると角質層の細胞が堅くなって反り上がったり、剥がれたり、均一な状態でなくなってしまします。
するとそこに凹凸ができて浅い溝ができてしまいます。また、弾力がなくなって、一度できた溝が元に戻らずスジになってしまいます。
これが小じわ、ちりめんじわの正体です。
くすみ肌
角質層が乾燥して厚くゴワついてしまうと細胞の一つ一つが枯れた葉っぱのように変形してしまいます。
その結果、肌の艶や透明感がなくなり、くすんだ肌色になってしまいます。
つやつやで透明感のある肌は触れてみても柔らかくしっとりとしているもの。角質層に充分な水分を溜めておくことが透明肌への第一歩なんです。
毛穴の開き
一見、乾燥とは関係なさそうな毛穴の開きですが、これも乾燥が大敵です。
水分を含んでふっくらとした細胞であれば毛穴の溝をカバーできるのですが、毛穴の周りの角質細胞が乾燥して縮み、弾力もないので穴を塞ぐことができなくなり、お肌に大きな穴を開けてしまうことになります。
乾燥肌を何とかするには「水分を与えてフタをする」
step1:まずは水分補給

水分の補給と一口で言っても、洗顔後の肌は水分をたっぷり含んでいて「しっとり・ふっくら」していると感じた事があるのではないでしょうか?
ところが、水分はすぐに蒸発してしまい、ツッパリ感を感じるもの。
これではNGですよね。
そこで一般に言う化粧水は、与えた水分がすぐになくなってしまわないように、水分を保持する成分や、角質層を整える成分を加えて肌の中で水分を保持するように作られています。化粧水をたっぷり使って角質層を潤してあげましょう。
step2:肌の水分を逃がさない

乳液やクリームは肌の表面に膜をつくり、水分が蒸発してしまうのを防ぎます。
夏や脂性だと不要だと思いがちですが、しっかりガードしないと、どんどん蒸発してしまいます。
頼りになる保湿成分
- ヒアルロン酸
- 角質層の細胞の間を埋める成分で1gで6リットルの水を貯えられるといわれています。
- リビジュア
- 細胞間脂質(角質細胞の間にある成分)と同じ構造でできていてヒアルロン酸の2倍の水分を保持できます。
- グリセリン
- 保湿剤。吸収性に優れ、皮膚に潤いとしっとりした感触を与えます。
- コラーゲン
- 人の体のタンパク質の30%を占めるといわれる成分。皮膚の弾力性、伸縮性を保つ働きがあります。
- スクワラン
- サメの肝油からできる皮脂成分に似た成分。最近ではオリーブオイルなどの植物由来のものが主流。
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