 
私たちの心や身体に、さまざまな効果をもたらす植物の香り。
現在では、医療の現場でもエッセンシャルオイルを使ったアロマセラピー(芳香療法)が取り入れられ、また、ヒーリングのアイテムとして人気が高まるなど、新たに注目を集めています。
では、なぜ私たちは香りで癒されるのでしょうか?
暮らしの中に、どのように取り入れればいいのでしょうか?
そんな植物の香りに関する疑問を探りながら、エッセンシャルオイルの本当の魅力をお届けします。
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| 驚くほど強力な殺菌力・抗真菌力 |
ティートリーはオーストラリアに生育する高木の一種。オーストラリアの先住民であるアボリジニの人々は、傷口にその葉を巻くなど消毒薬として活用してきました。また、その葉をお茶にして飲むことが習慣になっていたことから、「ティートリー」という名称が付けれたといわれています。
ティートリーの品種は数多くあり、その中でとくに評価されているのがメラレウカ・アルテルニフォリア“Melaleuca
alternifolia”という品種です。その葉から抽出される香りは、スーッとした消毒薬のような香りの中に、ほんの少しスパイシーさも感じられます。特徴的な有効成分はテルペネノール4、γ―テルピネン、α―テルピネンなど。テルペネノール4だけで約4割を占め、これらの有効成分が殺菌・抗真菌作用、消炎作用などを発揮します。その優れた殺菌・抗真菌作用は、「ティートリーには救急用品が詰まっている」と形容されるほど。しかもその優れた効力にも関わらず、皮膚や粘膜に対して刺激が少ないという特性も合わせ持っています。
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| 女性特有の粘膜のかゆみ、炎症に有効 |
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ティートリーは皮膚や粘膜の炎症にとても効果的。中でも、女性特有のデリケートな陰部のかゆみや炎症に力を発揮します。たとえば生理用ナプキンの使用により粘膜がかぶれたり、炎症を起こしたり…、デリケートなところだけに、人知れず悩んでいる人が多いのではないでしょうか。そこで実際に、ティートリーを愛用している方にお話を伺いました。彼女も長年その不快な症状に悩まされ、いろいろな薬を試しましたが、よくなるのは一時的。使用をやめるとまたかゆみがぶり返したり、かえってその薬にかぶれてしまったり。その悩みを解消してくれたのが、“きれいねネット”でご紹介しているエッセンシャルオイルのティートリーでした。具体的には腰湯や患部のすすぎを毎日の日課とすることで、しつこいかゆみや炎症が驚くほど改善されたのです。
優れた抗菌力といえばラベンダーも挙げられますが、ラベンダーがとくに粘膜のかゆみに有効なのに対し、ティートリーはかゆみだけでなく、粘膜の細かいキズの改善にも力を発揮します。たとえば、硬い便による肛門部の裂傷など。ティートリーを使って裂傷部のすすぎを行なうと、次の日にはその痛みが和らいでいるそうです。彼女にとってティートリーは、今ではなくてはならないエッセンシャルオイルのひとつ。強力なパワーを発揮しつつ、しかもやさしく穏やかに働きかけてくれるティートリーは、デリケートな悩みを抱えている女性にとって、まさに理想のオイルといえるでしょう。 |
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| 完治が難しい水虫に優れた効果を発揮 |
| 多くの人々が悩まされている水虫にも有効なティートリー。特効薬のない水虫は完治させるのが難しく、また最近では女性も水虫で悩む人が増えています。ティートリーはその水虫のかゆみや炎症などを著しく改善。他にもウオノメや根の深いタコなど、足のさまざまなトラブルに効果的です。ここでご紹介する確かな品質のティートリーなら、水虫の患部に直接塗ることができます。真菌の活動が低下している今の時季こそ、ティートリーのパワーで不快な水虫を退治しましょう。
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| ティートリーの上手な使い方 |
最後に、ぜひおすすめしたいティートリーの活用法をご紹介します。
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クリームとして |
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ティートリーのクリームは、湿疹、かゆみ、皮むけなどの症状を伴う主婦湿疹や、オムツかぶれなどの皮膚トラブルにも効果的です。
作り方の例
| (1) |
キャリアオイル※20mlの中にみつろう※6gを入れ、湯煎かけて溶かします。 |
| (2) |
あら熱がとれたらティートリーを15滴入れて、すばやくかき混ぜます。 |
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冷めて固まらないうちに容器に入れれば出来上がり。 |
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1滴 0.05ml |
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キャリアオイル
ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなどの植物油。キャリアオイルの“キャリア”は「carry(キャリィ)」(運ぶ)を表し、エッセンシャルオイルを希釈して「体内に運ぶ」、つまり吸収を助ける働きをする。 |
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みつろう
蜂の巣から採取された天然のワックス。
みつろうは薬局やアロマセラピーの専門店で購入することができます。もし入手できない場合は、キャリアオイルにティートリーを加えたブレンドオイルをクリームとしてご使用ください。ブレンドオイルの濃度は2%を目安にします。たとえば10mlのキャリアオイル※に対し、4、5滴のティートリーをブレンドします。
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腰湯や患部のすすぎに |
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デリケートな粘膜のかゆみなどには、腰湯や患部のすすぎが効果的です。まず清潔な洗面器にぬるま湯を張り、ティートリーを数滴入れよくかき混ぜます。その中に患部を浸すように座り、そのお湯で患部を軽くすすぎます。または、お風呂にティートリーを数滴入れてよくかき混ぜてから、半身浴を行いましょう。 |
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フットバスとして |
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水虫の防止、タコ、足のニオイなどには、ヒザ下を温めるフットバスが効果的です。ティートリーを数滴入れ、よくかき混ぜてから行いましょう。 |
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水虫に |
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湯上りに原液を綿棒にとり、水虫の患部に直接塗ります。早ければ、2週間ほどで効果があらわれる場合もあります。 |
| ご注意:● |
手作りのクリームは、3ヵ月以内に使い切るようにしてください。 |
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ブレンドオイルは作り置きせず、1回分ずつ使い切るようにしてください。 |
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ごくまれにお肌に合わないことがあります。その場合は、ご使用をおやめください。 |
ティートリーは湿疹や水虫、おむつかぶれなど、皮膚や粘膜のさまざまなトラブルに有効です。しかも幼児からお年よりまで幅広く使え、一家に1本は用意したいエッセンシャルオイルのひとつです。
なお、エッセンシャルオイルは直接原液を使用したり、希釈しても粘膜等の敏感な場所に使用する場合があるため、可能な限り高品質なものをお使いください。ここでおすすめするエッセンシャルオイルは、フランスなどで医療にも使用されている高品質なエッセンシャルオイルです。
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<次回は…>
深く甘い香りで神経のイラ立ちや心を落ち着かせてくれる、“サンダルウッド”をご紹介します。
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