| 自然の恵みがたっぷり含まれた旬の素材の味は格別。味だけではありません。旬の素材には、そのとき私たちが必要とする栄養分が豊富に含まれているのをご存じですか?食卓に季節感のある食材を取り入れることは、心を豊かにしてくれます。食べておいしく、そして内側から美しくなれる。そんな旬の素材が持つ魅力に迫ります。 |
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太陽の恵みを受けて、真っ赤に育ったいちご。現在は品種改良やハウス栽培などの技術の進歩によって、年間を通じて手に入るようになりましたが、旬はやはり春から初夏。誰からも愛される果物、いちごの魅力をご紹介します。 |
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| 東西を二分する『女峰』と『とよのか』 |
ケーキのデコレーションやジャムにと、毎日の生活の中でも身近な存在のいちご。出荷は1〜3月にピークを迎えます。
代表的な品種として、『女峰』と『とよのか』があげられます。前者は栃木・静岡・群馬・愛知の各県で、後者は福岡・佐賀・長崎の各県で主に栽培され、東西で人気を二分し、全国の出荷の9割を占めています。どちらも食味がよく、いちご独自の香りが強く、果皮・果実が硬く日持ちすることが共通しています。
生食用は日本産のものが最も品質がいいと言われています。品種改良と栽培方法が確立して、おいしさもまた向上していったのです。 |
| 栽培いちごのルーツはオランダ |
栽培いちごが日本に伝わったのは約200年前のこと。北米原産のバージニア種と、南米チリの野生種が交配されて、現在のような大粒の品種に改良され、江戸時代末期にオランダから長崎に伝えられました。そして、フランスから導入した品種を交雑して改良を重ね、それが全国各地に広がっていきました。
人が野生のいちごを食べていたのは、石器時代にさかのぼるといわれ、大変長い歴史がありますが、現在のような形で栽培されるようになったのは、比較的新しいことなのです。
また、いちごはキリスト教では、『正義』を表す象徴とされています。ヨーロッパでは違った植物を一緒に植えると、互いに影響を与えあって、それがときにマイナスに働く場合があると考えます。
ところが、いちごはイラクサのような人々に嫌われている植物の下でも育ち、おいしい実をつけることから、周囲の悪や不正に迷わされずに、自己を全うする正義の士にたとえられたといいます。
小粒でかわいらしいいちごの意外な一面。文化が変われば、見方もまた異なるようです。 |
| カロリー控えめのいちごはビタミンCも満点 |
いちごは果実の中でもビタミンCの含有量がトップクラス。100g中に50〜100mgのビタミンCを含んでいます。これはレモンに匹敵する量です。成人女性が1日に必要とするビタミンCは50mgですから、いちごを5〜6粒食べれば、1日の摂取量をクリアする計算になります。
ビタミンCは風邪の予防に効果があるだけでなく、美肌効果も期待できます。ビタミンCは摂りすぎになる心配はまずありませんので、喫煙やストレスによって、体内でビタミンCを消費する人は是非、多めに摂るように心がけましょう。100gで35kcalとカロリーも低いので、ダイエット中でも安心して食べられるうれしい果物です。 |
| いちごのほのかな酸っぱさと甘みを楽しもう! |
いちごのおいしい食べ方といえば、やはり、みずみずしいフレッシュなものを、そのまま頂くことでしょう。買うときには、色つやがよく、ヘタが新鮮なものを選ぶようにしましょう。水洗いするときには、ヘタをつけたまま、薄い塩水でサッと洗います。ヘタを取ってから洗うと、水っぽくなってしまうので気をつけましょう。
たくさんあって食べきれないときには、生ジュースを作ってみてはいかがでしょうか。
ストロベリーヨーグルトドリンク
材料(1人分):
いちご 10個 / オレンジ 1/2個 / ヨーグルト 1/3カップ / コンデンスミルク 小さじ1
| (1) |
いちごはヘタをとり、適当な大きさに切る。 |
| (2) |
オレンジはスクィーザーで絞る。 |
| (3) |
すべての材料をミキサーにかける。 |
(Point)
すべての材料は作る直前まで、冷蔵庫に入れておきます。甘さはコンデンスミルクの量で加減して下さい。サラッとしたジュースがお好みの方は、ヨーグルトの量を減らして、代わりに牛乳を加えて下さい。爽やかなのどごしになります。 |
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writer's eyes
「いちごを嫌いな人はいない」。思わずうなずいてしまったテレビのワンフレーズ。確かにいちごが嫌いだという人に、私は生まれてから一度も会ったことがありません。
見た目もかわいくて、きれい。甘みの中に、ほどよい酸味。そんないちごのような"女性"はやはり万人に愛されるのでしょうか? |
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