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| 2002.9.25号 |

| 前回の「セントジョンズワート」に引き続き、あまり聞き慣れない名前の「ピクノジェノール」ですが、日本のサプリメント業界では昨年の春にデビューとなり、そろそろブームとなりつつあります。欧米では、オーラル・コスメティクス=「飲む化粧品」として既に認知されている「ピクノジェノール」。今回は、その驚くべき効能をご紹介します。 |
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| 類似品も多い、採取場所限定の“ピクノジェノール” |
ピクノジェノールは、“フランス海岸松”(フランスカイガンショウ)と呼ばれるフランス南西部のボルドー地方とピレネー山脈の間の大西洋沿岸のみで生息している松の樹皮から抽出された抗酸化物質で、いわばハーブの一種。その成分構成は、60%以上のプロアンソシアニジン(非常に高い生理活性効果がある)と40種類以上にものぼるの天然有機酸。中でも、とても特殊なフラボノイド様*の特性を持つことから、ポリフェノール*の1種として認知されています。
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| ピクノジェノール発見エピソード |
航海と探検が盛んな時代、1535年。当時カナダを探検していた探検家カルティエは、船員110人のうち35人をビタミンC不足による壊血病で失い、残る船員も瀕死の状態だったところを、ケベックのインディアンに救われました。その彼らが古くから薬として用いていた、アネダという松の樹皮を煎じたお茶。これこそが、その後のピクノジェノールだったのです。
それから400年後。ケベック大学の客員教授だったマスカリー教授はフラボノイドの研究中、フランス海岸松の樹皮に生体に有効なフラボノイドが多量に含まれている事を発見。また、これが前述の記録にある「アネダ」という松の樹皮の成分に酷似していることを突き止め、ピクノジェノールという成分が新たに発見されました。 |
| その多様な効能 |
ピクノジェノールは、私たちが日常の環境ストレスと闘うのを助け、毛細血管の活動を改善し、毛細血管壁を強化します。現代最強の抗酸化物質であるとも言われているこのピクノジェノールを研究している学者の中には、その大きな効用から「あらゆる病気の元である活性酸素を除去する効果があるということは、ピクノジェノールは万病に効くと言っても過言ではない」と考えている人も多いようです。以下に挙げた効能は18項目もありますが、「ピクノジェノールの強力な抗酸化作用」による効果で、報告されている多くの効果・効能のうち、まだほんの一例です。
| (1)脳卒中のリスク軽減 |
(2)ガン予防 |
| (3)アレルギー・喘息 |
(4)糖尿病 |
| (5)白内障 |
(6)パーキンソン氏病 |
| (7)心疾患 |
(8) 関節炎 |
| (9)慢性疲労 |
(10)美容効果 |
| (11)たばこ喫煙による弊害 |
(12)老化とボケ |
| (13)紫外線による肌へのダメージ |
(14)高血圧 |
| (15)インフルエンザ |
(16)足のむくみ |
| (17)神経痛、肩こり、腰痛 |
(18)生理痛、更年期障害、子宮内膜症 |
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■活性酸素
人間にとってなくてはならないもの、それは酸素。あらゆる元素の中で、最もエネルギー効率の高い酸素を利用する事により人間は生きています。この酸素を消費する過程で生成されるのが、活性酸素。なんと、体内に採り入れた酸素のうちの1〜3%が活性酸素になると言われています。活性酸素は身体を異物の攻撃から守る働きもしますが、過剰に作られると他の物質と反応してその性質、機能を変え、ついには破壊してしまうのだそう。そんな、活性酸素が原因と考えられている病気は、200種類以上(!)と言われています。老化やガン、アレルギーや生活習慣病などがそうです。酸素が鉄を錆びさせるように、活性酸素は私たちの身体を錆びさせている…この、“錆び”こそが私たちから美肌を奪っている原因なのです。 |
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| ビタミンC、Eのアクションヘルパー! |
| 夏をやり過ごしたからといって安心していられないのが、紫外線。オゾン層の破壊で、今や紫外線の影響は年間を通して考えなければいけなくなりました。太陽光線に皮膚がさらされると、シミ、しわ、そばかすが発生、これにとどまらず皮膚の老化、皮膚ガンの原因となります。それもこれも、全ては皮膚の真皮まで届く「紫外線B波」によるもの。皮膚の水分バランスを破壊するばかりか、活性酸素を発生させて皮膚細胞に悪影響を及ぼすのです。そんな時、ピクノジェノールはこの活性酸素を撃退、ビタミンCやEとタッグを組んで真皮の酸化を身体の内側から防止してくれるというのです!
ビタミンCの約20倍、ビタミンEの約50倍という脅威の抗酸化パワーをもつピクノジェノール、季節を問わず頼りになりそうです。 |
| お肌の中のコラーゲンもピクノジェノールの抗酸化パワーで上々! |
私たちの身体の25%〜30%を占める、弾力のある繊維状のタンパク質。この主成分が、皆さんもよく知っているコラーゲン。私たちの肌は、《表皮、真皮、皮下組織》の3層から成り、表皮の下にある真皮は、コラーゲンとエラスチンという繊維状のタンパク質が絡みあってできています。この2種類の物質が、肌にハリを与える“バネ”の役割を果たしているのです。
この、コラーゲンの生成にはビタミンCが不可欠。コラーゲンが正常なら、肌はハリがあって、健康で、滑らかに保つことができます。しかし、残念ながら私たちはこのコラーゲンを生成する大事な要素、ビタミンCを体内で作り出すことができません。そこで登場するのが、ピクノジェノール。ビタミンCを保護して、その効力を支援。コラーゲンの生成を助けてくれます。普通、ビタミンCの体内滞留時間は4〜5時間と言われていますが、ピクノジェノールの効果が加わるとなんと72時間に延長!ビタミンCの活性を持続させるだけでなく、その抗酸化の働きも助けてくれるなんて嬉しいですね。
毛細血管保護効果を持つコラーゲンが健康であれば、毛細血管の状態は快調⇒細胞ひとつひとつに栄養が行き届く⇒皮膚をはじめとする細胞が若々しくみずみずしさを保つことができる!!強いては、ピクノジェノールは皮膚の結合組織の主成分であるエラスチンに直接結合してその組織が壊された場合は、その構成を再編成し、「無傷」の状態に戻すこともできるとのこと。(!)
以上をふまえると、ピクノジェノールは、皮膚に出来た細かいシワをも取り除き、肌の細胞と組織に充分な栄養を与え、張りと弾力のあるキメ細かい肌を作るのに重要な働きをしてくれるお得な成分と言えるでしょう。 |
< Writer's eyes >
これまで全然耳にしたことのなかった「ピクノジェノール」。ちなみに、日本では大手薬局やサプリメント専門店などで扱われていますが、私が発見したのは、東京・渋谷のサプリメント専門店「Supplement-ya(サプリメント屋)」。カプセル状で\3,000でした。本場アメリカのピクノジェノールは約1ヶ月分が$24.5程度と大変低価格なのに比べて、日本では、1ヶ月分が約\8,000〜12,000とかなり割高。「思い切って個人輸入を!」と望まれる方も多いようですが、その商品情報や配合成分に差が有るものもあり、個人輸入はあまりおすすめできないというのが現状です。ピクノジェノールはスイスの「ホーファー・リサーチ社」の登録商標。国内では、総代理店「トレードピア社」がその販売を手がけています。類似品にはご注意を。薬局やサプリメントストア等でご購入の際には、ホーファー・リサーチ社のものであることを確認してくださいね。 私が行ったサプリメント専門店にはホームページもあります。ご興味のある方はのぞいてみてくださいね。全国に店舗もあります♪(www.supplement-ya.com/) |
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