2003.12.10号






 今でこそ「パワーストーン」と呼ばれている天然石の数々。古代エジプトの時代から、あるいはもっともっと遥か昔から、石は人々の願いを叶え、また健康を守るために珍重されてきたといわれています。今回からスタートする連載では、身近に手に入れることのできるパワーストーンの魅力を大研究。自然の力を味方につけて毎日を何十倍も楽しくしていきましょう。


ピンク色のパワーストーンには、実に様々な種類があります。なかでも比較的有名な石から、その特徴や効果などについてご紹介します。

ピンクトルマリン (Pink Tourmaline)
ブレスレットなどでよく見かけられるのがこの石。10月生まれの人の誕生石としても有名ですね。トルマリンというものはそもそも“電気石”とも呼ばれ、電磁派の危険性が叫ばれるようになって以来、化学的側面 からも世界中から注目されています。 もちろん、パワーストーンとしてのエネルギーも強く、愛や友情、そして勇気の象徴として人気の高い石です。 ピンク・ダイヤモンドのような透明感のあるものが良質とされています。
クンツァイト(Kunzite)
今世紀の初頭に発見された、比較的新しい石です。ラべンダー色がかった透明感のあるピンク色が特徴。無限の愛や、自然の恵みをもたらすと言われていて、また石の名前そのものには"純粋な存在"という意味があります。持つ人を取り囲む環境を愛と平和で溢れさせ、感情のバランスを保ち、また一方では、心臓や動脈などの血管を強化し、体内に酸素をいきわたらせる働きをするとも言われています。
インカローズ (ロードクロサイト/Rhodochrosite)
実はこの石、担当ライターである私も大好きな石です。それというのも、このインカローズは、あのアルゼンチンの元王妃であるエヴィータが愛した石でもあるからです。 マドンナが映画で演じたことは有名ですよね。王妃となってからの彼女は、複雑な歴史的背景や、ちょっぴりワガママが過ぎてしまったことなどなど様々な不運が災いし、最終的には悲しい運命を辿ることになりましたが、国王に見初められる前、つまり彼女が情婦から一転して一国の王妃になった陰には、このインカローズがあったと言われているんですよ。ロードクロサイトは、アルゼンチン北部で採れる石で、古くから“持つ人の心の傷を癒やし、持ち主の前に立ちはだかる障害物を取り除く”といわれていたそうです。そうです!持つ人の道を切り拓いてくれる石なのです……!そう聞いて黙っていられる人、少ないと思いますよ♪
ローズクウォーツ(Rose quartz)
クウォーツはそもそも、パワーの源。精神統一にも役立つといわれている石です。そのなかで優しいピンク色の輝きを放つのが、ローズクウォーツ。ギリシャ神話に登場する、愛と美の女神・アフロディーテの化身といわれるこの石は、ズバリ、美と恋愛の守護石。"アモール(愛)"と"エロス(性)"の象徴ともいわれ、女性ホルモンの働きを整える効果 もあるとか。ゆえに、女性の、女性たる魅力を引き出し、恋愛成就の石とも呼ばれているそうでうす。日に当てすぎると色褪せることがありますので、日差しの強い夏場は特に要注意!


ピンク色の石はいろいろあるのですが、カラーセラピー的な側面 からもピンク色は女性にとって欠かせない色なのだそう。パワーストーンのみならず、日頃から身の回りの小物やメイクなど、どこか1ヵ所にピンク色を・・・心がけてみてください♪ きれいになれそうです!
優しい気持ちになれる!
その色のイメージ通り、ピンク色にはその人の表情や性格までやわらかく見せる効果 があるそうです。そのイメージが保たれれば周囲の人から自然に優しく接してもらうことができ、結果 として自らも優しい気持ちになれるということ。これは色彩心理学でも立証されているんだそうですよ。最近どうもイライラする…そんな人はぜひ試してみてください。ちょっと余談ではありますが、アメリカの、ある刑務所では、なんと凶悪犯の収容部屋の壁をピンク色に塗っているのだとか。それほどまでに色彩 心理学ではピンクは心を穏やかにする、とその効果を立証しています。
若々しい肌に見せる!
なんとも嬉しい響きですよね。ピンク色とは、色彩分解でいえば、主に赤と黄色と青の配合によって生まれる色彩。オークル系の肌を持つ日本人は特に黄色みがかった色と相性が良いとされ、青みがかったラベンダー系のピンク色よりはフューシャピンクやサーモンピンクなど黄みがかったピンクの方が肌映りはキレイなようです。また、「色彩呼吸法」と呼ばれる美容法もあり、"ピンク色の空気を吸っているイメージで深呼吸する"と、若返るというのです! 既に実験ではその効果は確認済みだとか。
美しくなるための脳内物質が分泌される!
ピンク色のものを見つめるだけでも、美容に効果のあるβエンドルフィンやドーパミンといった脳内物質が分泌されやすくなるというから驚きです。



前回お話したように、自然界のものすべてに命が宿っているというのが、そもそものパワーストーンの考え方。一度ピッタリと相性が合えば、その石は必ずやその人の味方になってくれるもの。でも、忙しい皆さんを支えてくれる石だって疲れを感じる時があるとのこと。毎日身につけている石の色がもし濁って見えたり、自分以外の人が触ったり、汗をかいたり…et'c、人間以上にデリケートな石が疲れていると感じたら、癒してあげることが必要です。その癒し方は実に簡単。ヒーリング・ストーンセラピーで人気のサロン「ナ・ムー」の主宰・成瀬恵剛さんに教えていただいた方法は、きれいな水で洗って(できればイオン水。洗剤はNG)、水気を拭き取り、感謝の気持ちをもっていつもの場所に保管してあげればいい、というもの。些細なことかもしれませんが、意味あって出会ったパワーストーン、大切にしてあげたいですね。


お気に入りの石と出会ったら、毎日仕様のアクセサリーにリフォーム!
これぞ!という運命のパワーストーンに出会ったら、粒の状態で購入してみるのもおすすめです。せっかく手に入れる石ですから、毎日楽しく身につけたいですね。気の合うリフォームブティックなどで、好みのネックレスやリング、小物などにアレンジしてもらうと、より一層石のパワーを身近に感じることができるはずですよ。 私は最近購入した大好きなインカローズを、知り合いのシルバージュエリー・デザイナーにお願いして、毎日飲むサプリメントを入れるピルケースにアレンジしてもらいました! ポーチから取り出す度にハッピーな気分ですよ。ちなみに、このデザイナーは個人で製作を営んでいるため、連絡先などは掲載することができません(あしからず!)。ご興味のある方は編集部宛てにメールをくださいませ♪


根本ゆみ

writer's eyes
今回、ピンク色のパワーストーンをまとめてみたのには理由があるのです。例えば、ご自身がご出産をされた場合や、また、お友だちが赤ちゃんを産んだと聞いたら、お祝いには「女の子ならピンク色のもの」って思いますよね?それって、やはりとても自然な心理なのだそうです。 ピンク色が、その色彩的な印象からはもちろん、そのムードからいっても女性らしさを秘めた色であることを象徴していますね。ピンク色のパワーストーンは、今回ご紹介したもの以外にも本当にたくさんあるのですが、どれにも共通して言えるのは「女性らしさの象徴であること」。 来年は、自分の魅力に更に磨きをかけたいとお思いの方は、ぜひ!ピンク色で美も幸福も掴んでしまいましょう♪

■参考文献/ 「宝石&貴石 神秘力活用マニュアル」
井村 宏次・著 ビイングネットプレス・刊/\1,600
  「ぜったいキレイと言われる運命の美人色
―カラーイメージコンサルタント・菅原由美子が教え
ます!」 菅原 由美子・著 角川書店・刊/\1,500



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