春子(かすご)につめて蒸しものに 次の一品はちょっとしたご馳走です。ゆでた蛤は細かくたたいておきます。芝えびも同様にたたきます。これに白身魚のすり身を混ぜ、しんじょうのもとのようなものを作ります。春子のサイズに合わせて切った熊笹の上に昆布を敷き、開いた春子の身にのせて形づくり、昆布を敷いた笹の上にのせて蒸し上げます。八分くらい蒸し上がったら、酒と塩をふり、仕上げ。しんじょうの中にところどころに隠れた蛤が口のなかで弾けます。春のおもてなしには最適の一品です。ちなみに春子(かすご)とは、鯛の幼魚のこと。この時季ならではの素材です。