
愛らしく高貴な印象に満ちていて、でも、近寄りがたいようなミステリアスな輝きも放つ……そんな個性的な存在感に満ちたアメジスト(紫水晶)。ご存知のように、透明感のある紫色をしたこの石はファッション性も高く、カジュアルなアクセサリーからハイジュエリーにまで、古くから幅広く愛されています。今回は、このアメジストに隠されたパワーを探るとともに、その“紫色”自体が放つ意外な力にも接近!今日から身につける時の意気込みも変わってくる!?ことうけあいです。
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お酒に弱い人も強い人も必携です!

アメジストは別名、紫水晶と呼ばれている通り、水晶の仲間。水晶は古くから魔よけや前途を占う呪術など神聖な場所で使われてきましたが、アメジストも同様に珍重されてきた石です。
最も有名なエピソードといえば、お酒にまつわるお話。
「アメジスト」という言葉は、ギリシャ語の「Amethustou's(酒に酔わないという意味)」が語源といわれており、ギリシャ神話にはこんないわれがあります。
ある日、腹の虫の居所が悪かったお酒の神様バッカスは、ウサ晴らしのために、その日最初に出会った人間をトラに襲わせようと考えていました。そして、最初に出会ったのが、清純な少女、アメジスト。
身に迫る危険を察知した少女が神様に祈ると、少女は一旦白い石に姿を変えました。それを見ていたバッカスは自分の行いを恥じ、持っていた葡萄酒をその石に注いで罪をわびました。すると、石は透明感のある美しい紫色に染まり、その石がアメジストと呼ばれるようになったといわれています。
このエピソードは広く伝えられ、アメジストは危険から逃れるパワーを持っていると同時に、「酒に酔わない石」として、酒席でのお守りとしても重宝がられてきたそうです。そんな理由から、さらなる別名、「バッカス・ストーン(Bacchus
Stone)」。お酒を飲んでも“飲まれたくない”日には身につけたいですね!
その恋愛効果は?仕事運は?
アメジストのパワーは、お酒に限ったことではありません。恋愛運に関しては、年齢の高い恋人同士、精神的なつながりや、信心によるつながりが強いカップルを応援してくれるといわれています。そして、仕事運に関しては、芸術家や研究家、政治家、会社の経営者など判断力・精神力を必要とする人の心に、強い直感力と精神統一のエネルギーをもたらすそうです。
しかし、様々な文献を調べてみると、アメジストの力というのは直接その石自体が持つ力というよりは、多くの力はその「紫色」の力によるものが非常に多いといった印象です。
そこで、紫色にまつわる様々な事柄を挙げておきましょう。
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紫色が放つ不思議なエネルギー
ところで、紫色って、寺院や神社などの内装・装飾品、聖職者の衣服などに用いられていることが多いですね。それは何故でしょう……。日本を問わず、西洋においても紫色の持つイメージは「高貴」なもの。紀元前2世紀頃の古来の人々にとっての紫色も、呪術に適用されたり、またある時は戦いの際に敵を威嚇する脅しの色であったり、虫や獣から身を守るための色であったりと、古くから他の色とは違うパワーが備わっている色とされていたようです。
そう考えると、紫色=高貴な色というよりは、高貴な人間だけに許された色だったともいえるのではないでしょうか。それを証拠に、紫色を出す素材、その色素自体も得がたい存在であったとされ、地中海文明を築いた古代フェニキア人は小さな巻貝を大量に集め、そこからわずかに取れる分泌液を染料にしていたそうです。その程度は途方にくれるほどの希少さで、一着の衣服を染めるのに、なんと約30万個(!)
もの貝を必要としたとのこと。贅を尽くしたことで有名なクレオパトラは、自分の衣服に飽きたらず、船の帆まで紫で染めたという話も残っているから驚きです。
さて、紫色がいかに珍重されてきたかをふまえた上で、今度はカラーセラピー的な視点から見てみましょう。
紫色は、カラーセラピーの世界ではアメジストのパワー同様に、「直観力・洞察力・創造性」を高める色とされていますが、女性が紫色の服を身につけることについては、もう少しミステリアスな意味合いがあるといわれています。
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活用したい!紫色を身につける、ということ
皆さんが街を歩いていて、紫色の洋服を着ている人を見かけたらどう思いますか?
ちょっとミステリアスだったり、個性的であったり、何かつかみ所のない不思議な印象を覚えませんか?
色彩学的な視点から見ると、赤と青を掛け合わせることで生まれる紫色は、赤=セクシーさと、青=プラトニック性が混在する色。この矛盾した意味合いを持つ紫を、「何故か着たい…気になる…」と思ったら、それは自分の中にある“揺れる恋心”や“女性としての魅力を示したい”と思う気持ちの表れであるという説もあるようです。必ずしもそうとは限らないものですが、いずれにしても紫色はその人の潜在的な魅力を引き出してくれるものかもしれません。
再び、アメジストのお話に戻りますが、古代の女神達は、恋人と愛し合う時にアメジストを身に付けていたという言い伝えがあり、今でもヨーロッパには新婚カップルにアメジストを贈るという風習もあるそうです。また、北ヨーロッパの一部では女性が意中の男性にアメジストのタイピンやカフスを贈るという習慣もあり、アメジストの持つカラーが、“いつでも私を誘って欲しい”という、誘惑的(?)なメッセージを含んだ色だと信じられているそうです。
アメジストの石の魅力以上に、その色の魅力が効力を発揮する時もある……。不思議だけど、味方につけたら強い!そんな気持ちになりませんか? |
2月の誕生石としても愛されているアメジスト。様々な視点からまとめてみると、少し矛盾する意味合いも持ち合わせているようですが、それこそがアメジストの魅力かもしれません。計り知れないパワーを持っていることは確かですね。
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よく、「サボテンは話しかけるとよく育つ」なんて聞きますよね。これ、パワーストーンでも活用されていることなのです。そもそも天然石というのは、大自然の力を充満させた偶然の産物。不可思議な力が宿るといわれるのもそのためです。自然界のさまざまな波動を持ち合わせた石は、持つ人の心のエネルギーを読み取ったり、またエネルギーを補充されたり補充したり…、まるで石そのものが生き物であるかのような、あるいは、人との間で“しかるべき意思の疎通”をくりかえしているものだという考え方があります。
そんな石にも「癒し」が必要だということは以前お話したことがありますが、そんな「癒し」のひとつとして最も簡単なのは、「言葉をかけてあげる」という方法があります。
石に向かって「ありがとう」なんて言えない…そう思う人も少なくないはず。でも、嘘発見器を発明した旧ソ連の科学者セルゲイという人物が解明したことによると、人間の言葉が発する“気”の伝達力のうち最も高い数値を示したのがこの「ありがとう」という言葉だったとか。単に、そう言われたら心休まるだろう…という意味ではなく、科学的に証明されていることなのだから驚きです。
いつも私たちを守ってくれている“感謝の気持ち”と同時に、“これからもどうぞよろしくね…”の想いを込めて、「ありがとう!」と言ってみるだけで、石も明日のエネルギーを養うことができるのかもしれません。
そりゃそうです。人間だって、「ありがとう」って言われたら嬉しいですものね♪ |
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気品と妖艶さを同時に持ち併せる紫色を、ファッションに取り入れるなら…♪
ちょっぴり手ごわいカラーかもしれませんが、ここは小物などで消極的に取り入れるよりは、大胆に取り入れて魅力倍増を狙いたいところ。今のシーズンなら、おすすめはジャケットのインナーとして着用する薄手のニットか大判のストール。黒が多くなりがちな冬のコーディネートに、紫はとっても上品に映えるはず。黒はもちろん、グレーやモスグリーンなど、ダークで淡い印象の洋服にピリッと効かせるのがポイントです。 |