まずは、本日使う海老をずらり9種類。同じ海老の仲間といっても、こんなにも種類があり、それぞれに味わいも、また旨みを引き出すための調理法も異なるということを銀座寿司幸本店のご主人・杉山さんにじっくり教えていただきました。 皿の中にずらりと並んだ海老は、写真左上から、金沢の甘海老、北海道のぼたん海老、北海道のしま海老、仙台のぶどう海老、下段左から富山の白海老、駿河湾の桜海老、東京湾の芝海老。そしてはさみをしっかりゴムで留めたオマール、おがくずに埋まった元気な伊勢海老。計9種の海老を食べつくそうという、なんとも贅沢な宴の始まりです。 海老は同じ種類でも生息する場所によって姿形が変わるなど、実に多種多様ですが、味わいの側面から見ると、生で食べる方がおいしいもの、火を入れることでおいしくなるものの、2グループに分けることができます。“生グループ”は甘海老に代表される、ねっとりと甘いタイプの海老。これらは、刺身でいただくと、口福!と頬がほころぶわけです。逆に車海老や伊勢海老などは、鮮度がよければ刺身にすることもありますが、これは鮮度自慢のためだけであって、味わいという観点からすると、やはり、火を通してこそ、と、杉山さん。 ここでは皿の上段に並んだ海老が生グループです。しま海老やぶどう海老など、なかなか手に入らない貴重な品も揃えていただきました。 贅沢に食べ比べと行く前に、それらの海老をもっとおいしくしてくれるワインを紹介しましょう。。