2001.8.31号




今年は例年に増して暑さの厳しい夏でした。汗でギトギトの日々が一段落した今、ふと肌に不調を感じる人は多いのではないでしょうか。ついつい浴びてしまった紫外線によるダメージと、暑さゆえの水分不足が、肌を砂漠状態にしています。
この不調をそのままにしてしまうと、冬の乾燥時にさらなるダメージがかかってしまいます。今の時期に、しっかり肌を立て直すケアをお伝えします。


あなたのダメージレベルに合わせたアドバイスです。
今の肌状態に合うものをクリックしてください。

ダメージレベル4 炎症がおきていて皮ムケ・ヒリヒリが起きている!
ダメージレベル3 明らかに紫外線ダメージ! ガッサガサの砂漠肌
ダメージレベル2 なんとなく肌がゴワゴワ&ざらつき肌
ダメージレベル1 トラブルはないが、春先の白い肌に戻していきたい




ダメージレベル4
〜炎症がおきていて皮ムケ・ヒリヒリが起きている!

症状: 通常の肌ではありません。不愉快&見た目にも痛々しく、普段使っている化粧品がしみます。お洋服の着脱摩擦が痛い!
対策: ぼやぼやしていると危ないです。炎症を放っておくと、色素沈着することも。化粧品の使用を止め、すぐに皮膚科のお世話になりましょう。忙しくて今すぐ行けない人は、オロナイン軟膏、アロエ軟膏など消炎効果のある医薬品を化粧品がわりに使用。
メントール配合のクール系アフターサンローションなどは、間違っても使ってはいけません!!

Column
「タオルが当たっても痛い」ときに使える、敏感肌用化粧品


あまり肌が強くない筆者が使って、良いと思ったものです。
アクセーヌの敏感肌用ライン/フィルインターナショナルのフイルナチュラント/資生堂のdプログラム敏感肌用ライン/アユーラ、イプサのセンシティブライン/花王のキュレル/ロート製薬のセパミドROCの敏感肌用ラインなど。
コットンは使わず、手のひらで包み込むようにケアしてください。
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ダメージレベル3
〜明らかに紫外線ダメージ! ガッサガサの砂漠肌

症状: 乾燥が原因で、肌は敏感で不安定な状態。さわると固い紙のようにごわっとした感じです。シミやシワにつながるダメージになりやすい時期です。
対策: とにかく保湿。ケア用品は刺激の少ないものを厳選して!

アロエを使ったスキンケア
アロエエキスには、炎症を抑える効果があるとされています。庭に生えているアロエを塗ってもよいし、化粧品で探すならアロエ製薬(http://www.unitecinc.co.jp/aloe/)から出ているアロエベラシリーズはいかがでしょう。かつての表示指定成分無添加で、敏感肌にもやさしい処方になっています。尿素配合なので、日焼けでごわついた角質を徐々に柔かくしていく効果も望めます。

ラベンダー水&ラベンダー風呂
ラベンダーには、肌の炎症を抑える効果があるとされています。エッセンシャルオイル・ラベンダーを1本用意して、精製水で希釈してスプレーしたり、お風呂に入れて楽しみましょう。(ラベンダーは肌に直接つけてよいものとされていますが、弱っている肌に広範囲に塗布すると、かゆくなることがあります。ご自身の判断で、キャリアオイルで希釈してください)。

ローションパックで水分補給
ゴワゴワになった不調肌ほど、化粧品を塗ってもなかなか、なじまないもの。乾いてガチガチになった角質がいわばブロックのような強固な壁になってしまっているからです。そんなときは、水分をじっくりと浸透させることができる、ローションパックがおすすめです。
「ローションマスク」という、顔の形になった不織布が売られていますから(大手化粧品メーカーやドラッグストアなら、どこでも手に入ります。10枚前後で300〜500円と、お値段も手頃。ラムネ菓子のように、平たい円状にギュッと圧縮されていることが多いです)、手持ちの化粧水をそれに染み込ませ、顔に10分ほど貼ってください。肌がぷっくりと柔かくなって、次の美容液やクリーム(もしくは軟膏)がするすると浸透します。
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ダメージレベル2
〜なんとなく肌がゴワゴワ&ざらつき肌

症状: 頬を触ったとき、なんだかざらついている。毛穴にゴミがつまっている感じで、肌色も悪いし、代謝が悪く活気のない感じの肌。ベタベタ皮脂が出てきて気持ちがわるいのに、洗顔後はものすごくつっぱる、というアンバランスな症状も起きたりします。
対策: 本来なら、スクラブで古い角質を一掃するのが手っ取り早いのですが、日焼け後の肌は刺激に弱くなっています。オイルでマッサージして、毛穴のゴミを浮かし出す方法で、やさしくピールオフしましょう。


オイルでマッサージ
化粧用途レベルに精製された、ホホバオイル、オリーブオイルなどを、すっぴんの乾いた肌になじませ、くるくるとマッサージします。肌を摩擦しないよう、たっぷりと使ってください。マッサージをしていると、毛穴からゴミのようなものが出てきます。もうこれ以上なじまない…というところまでくるくるしたら、ティッシュオフしてその後入浴。蒸気で肌にオイルをしっかり浸透させてから、通常どおり石けん洗顔してください。良質なオイルなら、それほどべたつくことなく洗い流せるはずです。
その後、通常のお手入れをしますが、万が一、肌に余計なオイルが残っていると、かゆみが出ることがあります。化粧水を使うとき、コットンを使ってふきとるようにしてはいかがでしょう。
注意・・・ 「クレンジングオイルを使ってWマッサージすると、毛穴のゴミがボロボロ落ちる」という口コミがよくあります(しかもあっという間に洗い流せてとても簡単)。けれど、クレンジングオイルは、水と油分がなじむ界面活性剤がたっぷり入っているので、すっぴんの肌を長時間マッサージすると、刺激を感じる場合があります。この時期は、避けたほうがベターです。


オイル+スクラブでマッサージ
あずきの粉やうぐいすのふんなど天然のスクラブ剤を、オイルで溶いてやわらかなゲル状スクラブを作れば、さらにマッサージ効果が得られます。自分で調合するのが面倒な方は、フイルナチュラントというブランドから、両方を混ぜる製品が出ています。
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ダメージレベル1
〜トラブルはないが、春先の白い肌に戻していきたい

症状: 日焼けによる目だったトラブルはないけれど、うっすら日焼けした様子。将来のシミ・ソバカス・シワが心配。
対策: アクティブにホワイトニングケアを。化粧品を買うときは、なるべくホワイトニング効果のあるものを選びましょう。


ホワイトニング製品を選ぶときのコツ
化粧品会社の宣伝みたいなコメントになってしまいますが、ホワイトニングはラインで使うのが、個人的におすすめです。なぜならば、「化粧水でAHA、美容液でビタミンAとビタミンC誘導体、クリームでビタミンE」など、ラインで使うことでトータルな効果をもたらすように組み立てられているものがあるからです。といっても、高額な製品を(ホワイトニングものは往々にして高めな価格設定)ラインで使うのは難しいもの。せめてこの時期だけでも、ローション+美容液など、2品くらい一気に肌に投入する、といった感じで集中ケアしてみてはいかがでしょう。
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もりたじゅんこ) 

writer's eyes
私は、夏肌のリセットと称してフォトフェイシャル(IPLというレーザーのような光を顔にあてる施術)を行いました。結果は…? フフフ、バッチリです。シミやシワは、今やメディカルな方法で後から消せるもの。だからあまり神経質にならず、普段のケアは肌にやさしく、気持ちよいものをチョイスしたいものです。



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