2002.10.9号




  おしゃれのスパイスやイメージチェンジに、ぜひ取り入れたいダテメガネ。メガネは「アイウェア」とも呼ばれるように、TPOに合わせて着替えるおしゃれの小道具なのです。視力のいい人も悪い人も、秋からのファッションはアイウェアスタイルを楽しんでみませんか?


メイクを変えるようにアイウェアも着替えよう

 「流行の服に合わせてメイクもヘアもバッチリ、キメたのに、何かしっくりこない」「スーツでビシッとまとめたのに、何か物足りない」…そんな経験、あなたはありませんか?

 いつものスタイルにちょっぴりスパイスを効かせたいときやイメージチェンジをしたいときは、思い切ってアイウェアをプラスしてみて。アイウェアは私たちの顔や表情を演出し、ファッションを際立てる装身具。今やアイウェアは、顔や個性を隠してしまうものではなく、逆に個性を引き出すものとして注目されています。
 
 お手本は、自らアイウェアブランド「Vivid Moon」をプロデュースしている女優の松雪泰子さんや、残念ながら3月で活動を終了してしまったTommy february6 さん。
ヘアスタイルやメイクを変えるように、その日のファッションや気分に合わせて、さまざまなアイウェアを楽しみましょう。



自分にぴったりのフレームを見つけるには?

 ところで、アイウェアショップに行くと、まず驚いてしまうのが、その種類の多さ。素材やデザイン、カラーなど、さまざまなアイウェアが混在する店内で、自分に似合う1本を探すのは至難の業。アイウェア初心者は、以下のフレーム選びの基本を覚えておくと便利でしょう。
 
 まずは、フレーム上部のラインが自分の眉と同じようなカーブを描いているものをセレクト。デザインにもよりますが、黒目の位置がレンズの中心にくるとカッコ良く見えるでしょう。

 また、小顔に見せたいなら、顔の横幅からはみ出るフレームや逆に小さすぎるフレームは禁物。フレームレンズの形は、丸顔の人はスクエアタイプ、四角顔の人は丸めのもと、顔形と逆のものを選ぶとバランスが取れます。面長の人は、上下にレンズの幅のあるものを選ぶと、顔が間のびした感じになりません。



ショップスタッフには自分の好みを伝えて!

 さて、上記の基本を頭に叩き込んだら、いざお買い物へ。今回おじゃましたのは、今年7月、東京・恵比寿にオープンしたアイウェアのセレクトショップ「Continuer」。ソファに腰掛けて本や音楽も愉しめる落ち着いた雰囲気の店内には、インポートもののおしゃれなアイウェアがズラリと並んでいます。

「顔の形とか理論的なこともありますが、それだけで選ぶと同じようなものばかり集まりがち。2本目からは選択肢を広げて、ライフスタイルや好きなファッションなどの感覚的な要素も加味して選ぶといいでしょう」と話すのは、店長の三島 正さん。

 ポイントは、普段の生活が見えるヘアスタイルやメイク、服装で来店すること。試着するときは、必ず全身鏡で全体のバランスをチェックすることも忘れてはいけないのだとか。
「客観的な意見を言ってくれるお友達や彼と来てもいいのですが、一人のときは、ぜひスタッフに相談して欲しいですね。その際、自分の好きな音楽やファッション、自分の仕事の内容などを伝えると、より自分らしい1本を手に入れることができると思いますよ」(三島さん)



今シーズン注目のアイウェアはコレ!

「一時期、カラフルなセルフレームからメタルフレームへと人気が移りましたが、最近はまたセルが流行っていますね。ただし、色はブッラクやブラウンなど落ち着いたもの。形はベーシックだけれども、ちょっとクセがあるものが人気です」(三島さん)
 
 「Continuer」今シーズンのおすすめは右の3本。一番上は、アメリカの眼鏡が最も美しかった1920年〜40年代のヴィンテージスタイルを見事に蘇らせた大御所ブランド「OLIVER PEOPLES」のAria(¥29,000)。アイメイクが映えるシンプルなシルバーのメタルフレームは、あらゆるシーンに対応可。スーツに合わせれば、知的かつセクシーな"大人のオンナ"を演出できます。

 中央は、斬新で独創的なフレームを提案し続けているブランド「theo」のもの(¥37,000)。ユニークな形状ながら、プロダクトとしてのクオリティーにも定評あり。写真のオレンジのほか、ブルー、パープル、レッドなど、カラーバリエーションも豊富。オフの日もおしゃれを楽しみたいアイウェア上級者におすすめの1本です。

 その下は、「OLIVER PEOPLES」のPulse(¥27,000)。ノスタルジックなデザインは、ヴィンテージ調の小物や人気のフォークロアスタイルにもぴったり。存在感のあるセルフレームが、掛けた人の顔や表情にアクセントをプラスします。

 さらに、こんなおしゃれなアイウェアホルダー(¥15,000〜)はいかがでしょう?
 これは、三島さんがディレクションするブランド「Organ」のもの。アームデザインルームとのコラボレーションで誕生しました。ピンバッチタイプだから、ジャケットやバッグなど好きな場所に装着可能。自分だけがわかる各ホルダーの裏面には、「ブレーメンの音楽隊」や「月と太陽」など、繊細な彫刻が施されているこだわりの逸品です。オプションで、希望の刻印を入れることもできるので、ギフトにもおすすめ。星型や月型はアクセサリーとしても楽しめます。

「アイウェアは、洋服以上にその人のセンスやスタイルが滲み出てしまうアイテム」と三島さん。アイウェアと上手に付き合って、おしゃれ上級者を目指しましょう。

    上手なアイウェアの選び方

  1. フレーム上部が眉と同じようなラインを描いているものを選ぶ

  2. 黒目がレンズの中心にくるものを選ぶ

  3. 顔の横幅からはみ出るフレームや小さすぎるフレームは選ばない

  4. 普段の生活が見えるヘアスタイルやメイク、服装で来店する

  5. 全身鏡で全体のバランスをチェックする



清瀧流美) 

writer's eyes
 近頃、5,000円や8,000円のアイウェアショップを街でよく見かけるようになりました。安さの秘密は、フレームの素材とレンズのクオリティー、そして生産の工程。中国など海外の工場で大量生産されたそれらと、ハンドメイドのアイウェアでは、やはり機能面やフィット面で差が出るようです。とはいえ、気軽にアイウェアを楽しむには、この値段は魅力的。常用、コンタクトの代用、おしゃれ用と上手に使い分けたいものです。

協力会社:
Continuer
東京都渋谷区恵比寿南2-9-2 Calm恵比寿1F
TEL03-3792-8978
営業時間12:00〜21:00
水曜は予約制



Copyright (C) 2002 Island Magic Inc. / kireine.net All Rights Reserved.