2003.7.9号




 蒸し暑い! 日本の夏が近づいている今日この頃。まとまらない、膨らむ、ベタつくなどのヘアトラブルが多発する要注意シーズンでもあります。 夏はどうせ傷むから……と、ケアを怠っている人、いませんか?特に、頭皮と毛先は夏にトラブルが出やすいもの。 秋にダメージを持ち越さないためにも今のうちからケアを始めておきましょう!!


毛穴に詰まった汚れを徹底ケア♪
髪の未来を変える!頭皮の『毛穴ディープクレンジング』

 お肌の毛穴汚れには敏感でも、頭皮の毛穴汚れには無頓着な人が多いようです。 顔とつながっている頭皮の健康状態は、お肌にも直接関係があるということをご存知ですか? 頭皮がたるんでくると、額にシワができるというのも事実です。そこで、頼りたいのがプロの手による徹底ケア。

 昨年6月のオープン以来、テレビや雑誌などの様々なメディアで紹介されている『メディカル ヘアケア サロン・ド・リジュー』。 医師監修のもと、経験豊富な美容師や毛髪診断士が髪のトータルケアを行うという全く新しいスタイルのヘアケアサロンです。 今回はここでしか体験できないという、噂の「毛穴ディープクレンジング」を体験取材させていただきました♪

 代表の永本さんによると、頭皮の毛穴深部に溜まった老化脂(ロウカシ)をスッキリ取り除く、オリジナルメソッド「バキューム クレンジング システム」は、医師も認めるほどの発毛・育毛システムなのだそう。 「栄養補給を妨げてヘアサイクルを狂わせてしまう老化脂を真空状態で抜き取り(バキューム)、開いた毛穴に育毛剤をダイレクト噴射できるのが特徴です。」汚れを取り去って、有効な成分を浸透させるという方法は、お肌のケアにも当てはまる。頭皮が顔の一部だということに、改めて気付かされました。


体験してきました♪


住所、氏名、年齢、職業以外にも、食生活や睡眠時間などの生活習慣、ストレスや性格などのメンタルに関する質問が書かれたアンケートに記入。 出産歴などについても答えるのは、ホルモンバランスが頭皮の皮脂分泌に大きく関係しているからなのだそう。 また、「頭皮の環境を整えて、毛根を健康な状態にしておけば、30代から増える抜け毛や細毛の量にも差が出てくるんですよ。」と担当者の方。


200倍と800倍のマイクロスコープを使って、「スキャルプ」「メデュラ」(髪の毛の中心部)「キューティクル」の3つをチェック。 頭皮の色や毛穴に溜まった老化脂の量、キューティクルの損傷状態などをわかりやすく解説してくれます。 ここで撮った写真は、パソコンで保存管理。お店に訪れる度にヘアの状態が比較チェックできるシステムになっています。
大公開!!コレが“老化脂”→ 
  あまりのスゴさにチョットひいてしまった本人。毛根は頭皮に必要な分だけ自分で油を出すものですが、これはちょっと多すぎだそう。 本来、毛根が出す油はサラダ油のようなサラッとしたもの。 「原因は人それぞれですが、偏食や不規則な生活、ストレスなどでも皮脂の分泌量は変わります。」 カルテと頭皮の状態を見ながら「睡眠量は足 りてますか?」と、すかさずチェックが入りました。 「このまま放っておくと、発毛・育毛の妨げになるのはもちろんですが、頭皮にいる常在菌が繁殖して頭臭(トウシュウ)を引き起こす恐れも。 毛根内が油漬けになっている状態なので、抜け毛や縮毛も増えてしまいますよ。」


髪のもつれをやさしくほぐしたら、毛穴が開きやすいようにちょっと熱めのお湯で全体を濡らします。その後、皮脂と汚れを溶かし出す「メルティング」を10分間。 脂を溶かし出す特別な薬を頭皮に馴染ませたら、殺菌・消毒作用もあるという「オゾンスチーム」を当てます。 シューっという音と共に、じんわりあたたかい蒸気に頭が包み込まれます。 ちなみに、オゾンの化学記号は (オースリー)。海辺や森林などで出会う、あのフレッシュでクリーンな空気です。


シャンプーにうっとり 生え際や耳の後ろ、うなじに至るまでしっかりシャンプー。皮脂分泌の活発な頭頂部は特に念入りに。この時点で、毛穴の汚れが取れてしまうのでは?! というくらい、かなりパワフルなシャンプー。よく、“爪を立てずに指の腹でマッサージするように”、と言いますが、まさにそれ! 毎日のシャンプーで実践したい、プロの技です。2度目のシャンプーは、頭皮を傷めない「シリコンブラシ」を使用します。


耳の後ろやうなじまで、頭の角度を変えながら丁寧に洗い流していきます。シャンプー剤は意外と頭皮に残りやすいものなので、シャンプーの倍は時間をかけて念入りにすすぐのが鉄則。


イスに戻り、頭皮を活性化させるオリジナル液(1種類)を全体に塗布。この液剤には、育毛を担う毛母細胞の活性化と、頭皮の殺菌・消毒作用があるのだそう。その後、ゆっくりと頭皮を掴むようにマッサージ。血流促進のため、頭皮だけでなく首やデコルテ、肩までをワンセットで行います。


先ほど塗った液剤の浸透を良くするために、オゾンスチーマーで頭皮全体を温めます。シャワーキャップのようなものを被ってスチームのノズルを装着。シューッという音と共に、キャップいっぱいにスチームが充満していきます。この状態で約10分間保湿。


スチームで柔軟になった頭皮から、老化脂を抜き取ります。マジックテープのようなものを、こめかみに巻きつけ、その上からお釜のような キャップを被ります。 頭頂部にノズル(写真の右端)を付けたら準備完了!「まずは水深30mです」という説明と共に「シューッ……スー ッ……」という音が。 キューっと頭部をひっぱられる感じでかなりの圧迫感があります。初めての刺激に思わず「おお〜っ!」と声が出てしまいます。 ダイビングの時に使用する 酸素ボンベの音によく似ています。キャップ内を真空にして減圧と加圧を繰り返すことにより頑固な老化脂が抜き取られていく仕組みで、加圧と減圧を、初回は2分間2セット、次回からは、2分間3セット行います。残念ながら、取れた老化脂はすぐに気化してしまうそうで、目で見ることはできませんでした。


マイナス3℃の冷風を頭皮に当てて、開いた毛穴を引き締めます。 さらに、温→冷→温→冷を繰り返して(サーキュレーション効果)血行を促進させます。


最後は頭皮をしっかり洗浄。その後ブロー&セット。
このサロンでの技は細部にわたり、見事です!



ディープクレンジング前との違いが おわかりでしょうか!あまりの差に感動してしまいましたが、担当者の方によれば、この状態ではまだまだ序の口だとか。 もっとケアを重 ねると、毛の生えている部分の周りがエグれてくるものなのだそうです。


ヘア・アンチエイジング!?業界初のトリートメントにわくわく

 さらに! 新たに加わった新メニュー「H&A(ヘア・アンチエイジング)サロントリートメント」も体験させていただきました♪
 毛髪の奥深くまで栄養を浸透させて、髪の毛そのものを再構築してしまうというこのトリートメント。 H&Aは「ヘア・アンチエイジング」の意味で、日頃のシャンプーによって流れ出てしまう栄養を保ち、なおかつ、使えば使うほど髪の美しさが甦るという業界初のメソッドなのだそう!


まずは毛髪の構造についてのお勉強から。毛髪の中心部には「メデュラ」という芯があるのをご存知ですか? その周りに毛髪繊維、またその周りをウロコ状のキューティクルが覆って、髪の毛というものを構成しています。 この芯から栄養分(タンパク質)が抜け落ちて、ストローのように空洞化してしまうと、どんなに栄養を与えても留まらないのだそう。なるほど!
髪が“スカスカ”とはこのこと!→
髪の毛の中央、縦に走る光がメデュラです。 といっても、この写真は、カラーリングやパ ーマの繰り返し、日頃のケアの怠りによって激しく傷んだ髪の毛。 「あ〜やっぱり。栄養分が抜け落ちてしまってスカスカですね〜。」と代表の永本さん。マイクロスコープで見る前から予想していたようでした。


ステップ1
念入りなシャンプーの後「タンパク質、保湿成分、油分」をギュギュッと髪の内部に入れ込みます。 粒子の細かい液剤が、それぞれの髪に的確な栄養を自分で判断して浸透していきます。 表面に付いた余分なも のを落とすため、ここで1度洗い流します。


ステップ2
粒子の細かいケラチン(高分子PPT)と、水分を入れていきます。 これにより、さらに内部へと入り込んだステップ1の成分と、ステップ2の成分が吸着し合い、細かい粒子だったものが大きな形状に変化。 その結果、外へ大切な成分が流出しにくくなるのだそうです。ここまでで髪の内部はタンパク質でパンパンに!


ステップ3
イスに戻って、最後にもう1度保湿成分と油分を与えます。 これによって、髪の理想的な健康バランス
水分・油分・タンパク質が1:1:2
という状態に調整していくのだそう。この後シャンプーをしますが、内部で毛髪組織となった栄養分は、流れ出る心配がないのでご安心を。


ドライ後、自分の髪の手触りにビックリ! ナイロンのようだった髪の毛が、絹のような滑らかな手触りになりました!根元部分には、なんと天使の輪までが。 まさに、アンチ・エイジング。子どもの頃の髪の毛を思い出すことができて感激です。


■取材協力/ サロン・ド・リジュー代表/永本玲英子さん
 
毛髪診断士の資格をもつ永本さん。的確なアドバイスと丁寧な説明、美しい髪が印象的でした!
SHOP INFORMATION
サロン・ド・リジュー「オリジナルシャンプー&トリートメント」が満を持して7月に登場予定!「H&Aサロントリートメント」 をサロンだけでなく家でもできるようにと、 研究・開発を繰り返した末に生まれた自信作だそうです。今から発売が楽しみ♪

☆料金など詳しくはこちらでチェック!
「メディカル ヘアケア Salon de Rejue」(サロン・ド・リジュー)
東京都港区南麻布5―15―11 SEO house
TEL : 03-5793-3359(完全予約制)
営業時間 : 平日11:00〜21:00 土10:00〜20:00
日・祝10:00〜19:00
定休日 : なし
アクセス : 地下鉄日比谷線「広尾」駅より徒歩3分 。
コンビニエンスストア「サンクス」を過ぎて、おすし屋さんの手前の道を入る。
URL : http://www.salon-de-rejue.com


傷んだ毛先を速攻ケアする
人気ヘアトリートメント使用結果報告書♪

カラーリング人口が増えた今、やっぱり気になるのが毛先の傷み。夏の厳しい紫外線に耐え、次の季節に髪の疲労を持ち越さないためには、継続的なホームケアがオススメ! というわけで、巷で人気のヘアトリートメントを商品特徴&体験談付きでご紹介します。

「ロレアル パワーケアー」 150ml/\3,200
日本ロレアル
「ディーセス ヘアトリートメント SF」300g/\2,800
ミルボン
「炭 トリートメント」 200g/\1,500
石澤研究所
「コレクション キューティクルエステ」 100ml/\1,800 
コーセー
「エレンス ヘアエッセンス99」 5ml×3本入り/\1,600
マナーコスメチックス


プチコラム  シャンプーからドライまでのコツとつぼ!

シャンプー剤を付ける前に髪全体をよく濡らしていますか? 泡立ちが悪いと思っている人は、シャンプーの量を増やすのではなく、シャンプー前のすすぎを念入りに行ってみてください。 泡立ちが全然違うはずです!

トリートメントは髪の内部の栄養分を補うもの。浸透するまでに時間がかかるのはこのためです。 一方、リンスは髪の表面に付着して一時的に手触りをよくするもの。 決して髪の内側に浸透しているわけではないので放置してもあまり意味がないのです。 最近は、トリートメントとリンスの中間品、コンディショナーが主流ですが、使用の際には説明書をよく読んで正しい使い方をしましょう。

額の生え際やえり足、こめかみなどは、すすぎ残しがちなエリア。 特に頭頂部は、皮脂分泌が多い場所。 シャンプー剤や汚れが残っているとニオイやフケ、かゆみの原因に。

CFなどでよく見受けられる「立ち洗い」。シャワーヘッド正面に 向かってシャンプーを洗い流していますよね。 とっても気持ち良さそうですが、ちょっと待って!!洗い流したシャンプー剤が、背中や顔に掛かってしまいます。 顔や身体を洗う順番は人それぞれですが、最後にシャンプーする人は要注意。 背中や顔についた泡をよく洗い流さないとニキビや肌荒れの原因に。

ドライヤーより自然乾燥のほうが、髪を傷めないと思い込んでいる人、いませんか?実は、ドライヤーが髪を傷めるというのは、同じ場所に長い時間、熱を加えた場合のみ。 ドライヤーを髪から離し気味にして、横に振り動かしながら行えば、スピーディーに髪を傷めることなくドライできます。
そして、自然乾燥が髪にいいというのは、素早くタオルドライをし、完璧に乾いた状態で就寝した場合のみ。 濡れた髪が乾くまで、長時間放置しておくと頭皮の雑菌が繁殖する原因に。 さらにそのまま寝てしまうと、水で膨らんだままの髪が枕などでこすれ、キューティクルがはがれてしまいます。 自然乾燥する場合は、大き目のタオルを使って、こすらずパンパンとたたくようにしましょう。


垣崎アサミ) 

writer's eyes
 百聞は一見にしかず!今回、初めて見た自分の頭皮は予想をは るかに越えた荒れっぷり。言葉も出ないほどです。 また「シャンプーは基礎化粧品」というサロンの方のお言葉に深い感銘を受け、シャンプー剤を甘く見ていた自分を深く反省。 早速シャンプーを買い替えました。今回も驚きの連続だった体験取材。多大なるご協力をいただいた「サロン・ド・リジュー」には本当に感謝です! 全国各地からお客様が集まるという信頼のサロンで、みなさんもぜひ自分の頭皮チェックをしてみてはいかがでしょうか?



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