今や空前のヨガブーム。ファッション誌やビューティ誌上では、数多くのヨガ特集が組まれ、流行に敏感な人々が集う青山・六本木周辺には、「ヨガ道場」ならぬ「ヨガスタジオ」が続々とオープン。あのルイ・ヴィトンからもヨガマット付きのバッグが発売され、人気を博しています。

この火付け役となったのが、海外のセレブたち。ヨガの先駆者ともいえるマドンナをはじめ、オスカー女優のグウィネス・パルトロウ、セックスシンボルのジェニファー・ロペスもヨガに夢中。大人の女性に人気の海外ドラマ『SEX
and the CITY』でも、主人公たちのヨガシーンが度々登場し、注目を集めました。
いったい、なぜ今、ヨガなのでしょう?
「ヨガがその他の有酸素運動と違うのは、シェイプアップ効果だけでなく、リラックス効果も得られるから。心と身体のバランスを、呼吸とともに整えることができるんです」と語るのは、東京・青山のSLOW-FLOW
ショップ&スタジオ 青山ベルコモンズ店店長の小林久美子さん。
ボディラインはもちろん、メンタルコンディションも調整できるとは、ストレスや疲労により、心も身体も歪んでしまった現代女性には嬉しい限り。小林さんによると、
「人と競争する必要がなく、自分の動きに集中できる」点も人気のヒミツのようです。
皆さんご承知のとおり、ヨガのルーツはインドにあり、その発祥は紀元前2500年頃であるといわれています。ただし、ひと口にヨガといっても、その流派は星の数ほど。大きくは、初期の瞑想的な精神鍛錬「ラージャ・ヨガ」と後期の「ハタ・ヨガ」の2つに分類され、身体や呼吸、陰陽の気の流れを調整することで、心の動きをコントロールする後者の方が広く受け入れられ、現代ヨガに発展したと考えられています。
この「ハタ・ヨガ」のなかでも、とくに欧米人の嗜好に合っていたのが、ポーズを連続的に行なうことで力強さと柔軟性を養う「アシュタンガ・ヨガ」と、一つひとつのポーズをキープして瞑想を深める「アイアンガー・ヨガ」。筋トレ的な要素が強かったこの2つのヨガは、筋トレ好きな欧米人の間で人気を呼び、やがて、それぞれの優れた部分が組み合わされて「パワー・ヨガ」という新しいスタイルに発展しました。
それまで“宗教”“修行”“インド”というイメージの強かったヨガが、欧米独自のスタイルで発展を遂げ、“スタイリッシュなエクササイズ”に生まれ変わったことも、どうやらブームに大きく関係しているようですね。
| さて、ヨガブームの理屈はわかったものの、実際にやってみないことには、その良さはわかりません。そこで訪れたのが、取材にもご協力いただいたSLOW-FLOW
ショップ&スタジオ 青山ベルコモンズ店。今回、「アシュタンガヨガベーシック」コースを体験させていただきました。 |
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まずは、受付で参加料¥3,000(税込)を支払います。ここのスタジオは会員制ではないため、参加クラスごとに参加料を支払うだけ。原則として予約は必要ないから、気が向いた時にふらりと受講することができるのです。
ヨガアイテムがズラリと並ぶショップスペースの奥にある更衣室は、広くてとても清潔。動きやすい服装に着替え、裸足になったら、スタジオへ移動し、ヨガマットを広げて自分の場所を確保します(300円でヨガマットのレンタルも可)。
ちなみに、この日の参加者は全員女性で、筆者を入れて7人。気になる先生はというと、これが驚くほど美しくてスレンダーで、かつおしゃれな日本人女性の方。インターナショナルヨガセンター(IYC)のトップインストラクターとのことですが、インドに傾倒している…というイメージはまったくありませんでした。 |
最初に教わったのは、ヨガの呼吸法。これは、お腹を引っ込ませたまま、肺と背中を使って深く呼吸するもの。口を閉じたまま喉の奥を大きく開き、4拍で鼻から吸って、同じく4拍で鼻から吐きます(驚いたのは、先生の呼吸音。「スーッ、スーッ」という音が、スタジオ中に響くのです)。
「アシュタンガヨガ」では、この呼吸に集中しながら、一呼吸一動作で行なうのですが、これが初心者にはなかなか大変! とくに、前屈もできない筆者の場合、動きに追いつくだけでも精一杯。さらに、後半になるにつれ、片足で立ったまま、もう片方の足先を手でつかんで、前に伸ばしたり横に開いたり…などの“ありえないポーズ”も多数登場。「呼吸に集中、呼吸に集中」と思っても、想像以上に困難な動作が連続的に行なうため、だんだん息が上がってくるのです。60分のレッスンを終え、仰向けで10分間の瞑想をする頃には、もう汗だくでした。 |
大量に汗をかいた分、喉は非常に渇きましたが、身体は意外にも爽快。その後、街をぐるぐる歩き回ったりしても、さほど疲れず、夜はぐっすり眠れました。翌日は予想通り筋肉痛に。二の腕の内側や、太ももの内側など、ふだんあまり使わない(=たるんでいる)部位が痛みました。 |
前半でも述べましたが、現在ブームとなっているヨガは、とても“スタイリッシュなエクササイズ”。さらに、ハマっているのは、海外セレブや流行に敏感な女性たち――とくれば、当然、ウェアやグッズもおしゃれでなければいけません。
近頃は、無印良品やソニープラザなどでも見かけますが、ヨガウェアの多くは、ヨガに興味がない人もリラックスウェアとして購入したくなるほど、心地よくて素敵なものばかり。ヨガマットもカラフルで、自宅〜スタジオ間を携帯しやすいよう、マットスリングやマットバッグも充実しています。
今シーズン注目のヨガアイテムを、SLOW-FLOW ショップ&スタジオ 青山ベルコモンズ店で探してみました。
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キャミソール
\7,245
ロールダウンブーツカット
\11,550 |
Vネックブラトップ \6,195
ラップスカート \10,395
トレンカタイツ \11,550 |
キャミソール \6,615
ワイドパンツ \11,550 |
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プレミアムヨガマット \6,195 |
プレミアムヨガマット \6,195
マットスリング \2,415 |
マットバック 各\4,095 |
これらのアイテムは、あくまでもヨガの効果を最大限に引き出すものですが、「カタチから入る!」というのも大いにアリ。独特のファッションやスタイルを楽しみながら、キレイを手に入れましょう。
| ■取材協力/ |
SLOW-FLOW ショップ&スタジオ 青山ベルコモンズ店 |
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ナチュラルテイストのリラクゼーショングッズも充実。スタジオでは、体験させていただいた「アシュタンガヨガ」のほか、少しやさしめの「ヴィンヤーサヨガ」、補助器具を用いて行なう「アイアンガーヨガ」、「ヨガベーシック」、「ピラテス」、「マタニティーヨガ&リラックスヨガ」などのプログラム充実。
東京都港区北青山2-14-6
青山ベルコモンズ3Fダウン
TEL:03-3475-8102
| 営業時間/ |
SHOP |
11:00〜20:00 |
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STUDIO |
11:00〜21:00 |
http://www.slow-flow.com |
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| ■参考文献/ |
綿本彰著『パワーヨーガ』(新星出版社) |