アロマテラピーは、“心地よい香りでリラックする”という、メンタルな癒しだけが注目されがちですが、実際にヨーロッパでは医療に取り入れられるほど効果が認められている治療法。2004年のノーベル医学生理学賞は、「嗅覚のメカニズム」を解明した学者達に授与されました。これによって“香りの有用性”も、科学的に実証される日が近いことが期待されます。
エッセンシャルオイルの芳香成分は、鼻孔から入って嗅細胞に届き、大脳へ伝わります。そして、海馬や脳下垂体へ伝達され、それぞれの香りに応じた生理活性物質(特定の作用を生体に引き起こす物質)が分泌されます。
またマッサージなどオイルが直接肌に触れる場合は、オイル成分が皮膚表面から体内へ吸収され、真皮へと浸透します。そして、毛細血管やリンパ管など全身を巡る循環にのって、体内の毒素を排出するなど体内に直接的に働きかけます。
夏バテ肌に効果的とされるエッセンシャルオイルとそれに合わせる
キャリアオイルをピックアップしました。
それぞれの悩み別に、お好みでオイルをブレンドしてみましょう。
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エッセンシャルオイル |
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| ラベンダー |
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細胞の成長促進作用。鎮静作用。どんな症状にも効く万能オイル。 |
| ゼラニウム |
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どんな肌質にも適応。皮脂の分泌バランスを整える。抑鬱効果。 |
| イランイラン |
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皮脂分泌のバランスを整える。髪の毛の成長を助ける。ホルモンバランスを整える。 |
| ローズマリー |
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収斂性。フケ予防や髪の毛の成長を助ける。 |
| オレンジ |
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乾燥肌、シワ、皮膚炎の改善。抑鬱効果。 |
| サイプレス |
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脂性肌、デオドラント効果。リンパの流れをよくする。 |
| ペパーミント |
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筋肉の疲れをとる。殺菌、防虫効果。 |
| ジュニパー |
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体内の老廃物を排出。むくみ、だるさの軽減。 |
| グレープフルーツ |
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抑鬱効果、リフレッシュ効果。 |
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キャリアオイル |
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| スイートアーモンド |
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ボディ、フェイス用に最もよく使われるオイル。リノール酸、オレイン酸などの栄養素を多く含んだ滑らかな肌触りが特長。 |
| ホホバオイル |
: |
すべての肌質にあう万能オイル。さらさらとした肌触りが特長。 |
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| エッセンシャルオイルを使った簡単なホームケアをご紹介 |
乾燥したお肌にまず必要なのは、水分補給と新陳代謝を活性化してターンオーバーを正常に戻すことです。
細胞の成長促進作用があるラベンダーと、皮脂バランスを整えるゼラニウムなどを使った
お手製のローションやマッサージオイル、クリーム、パックで、お肌の元気を取り戻してみませんか?
ローションの作り方(30mlボトルの場合)
| エッセンシャルオイル |
/ラベンダー
ゼラニウム |
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| 無水エタノールまたは純度の高いウォッカ |
:2、3ml |
| 植物性グリセリン |
:お好みで加えます |
| 精製水または軟水のミネラルウォーター |
:残りの分量全て |
※お肌の弱い方は、無水エタノールは避けた方がいいでしょう。 その場合、1週間〜10日で使い切るようにしてください。
無水エタノールを使用する場合は、約1ヵ月保存できます。
(どちらも、冷蔵庫保存してください。) |
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精製水、無水エタノールは薬局などで購入できます。 |
| ・ |
保湿力アップに効果的な植物性グリセリンは、お好みで量を調整しましょう。 |
| ・ |
無水エタノールやウォッカの代わりにグリセリンだけでもOKです。 |
豊かな香りに心も癒されるマッサージで、ダメージを受けたお肌をやさしく労わってあげましょう。ぷるぷるっとした弾力のあるお肌が取り戻せます。
アロマテラピーには芳香浴、入浴、マッサージなどいろいろな活用方法がありますが、マッサージは他にはない癒しの効果があるといわれています。それは、手から伝わる温かさ、エネルギーを肌で感じることができるからです。
香りを全身で感じながら温かい手から伝わるマッサージは、身体の疲れはもちろんのこと心まで開放できる、まさに至福の癒しといえます。
| マッサージオイルの作り方<フェイス用>(30mlの場合)
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お手入れ法
| 1. |
お風呂上りの清潔なお肌に、マッサージオイルを適量手にとって
顔全体をやさしくマッサージします。 |
| 2. |
さらにホットタオルを顔にのせれば、お肌がじんわりと温まり、オイルが肌の奥まで浸透します。 |
自然の素材で作る肌にやさしいフェイスクリームで肌レベルを上げましょう。
フェイスクリームの作り方
| 1. |
みつろうとスイートアーモンドオイルを混ぜて湯銭にかけます。 |
| 2. |
溶けきったら容器に移します。 |
| 3. |
まわりが固まり始めたらお好みのエッセンシャルオイルを混ぜます。 |
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| ・ |
植物性グリセリン、精製水は薬局などで購入できます。 |
| ・ |
スイートアーモンドオイルの量でクリームの固さを調節しましょう。 |
| ・ |
オイルはお好みで選びましょう。
お肌の保湿やダメージを受けた肌を修復するのに効果的なエッセンシャルオイルは、ラベンダー、ゼラニウム、ネロリ、ローズなどです。 |
| ・ |
常温で3ヵ月ほど保存できます。 |
クレイを使ったスペシャルパックで、余分は皮脂や毛穴の汚れを取り去りましょう。
フェイスパックの作り方
| お好みのエッセンシャルオイル |
:1、2滴 |
| モンモリオナイト |
:大さじ2 |
| 精製水またはミネラルウォーター |
:大さじ2 |
芳香蒸留水
(ネロリウォーター、ローズウォーターなど) |
:大さじ2 |
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| 1. |
モンモリオナイトに精製水を入れ、混ぜ合わせます。 |
| 2. |
芳香蒸留水を入れます。 |
| 3. |
最後にエッセンシャルオイルを加えてかき混ぜます。 |
| 4. |
お顔全体にパックを塗り、全体が乾いてきたら洗い流します。 |
| ・ |
モンモリオナイトとは、吸着力の強いクレイです。アロマテラピーショップで購入できます。
金属性の容器を使うと、汚れを取り去るイオンの力が無くなってしまうため、プラスチック容器を使います。 |
| ・ |
パックを洗い流した後は、十分汚れが落ちていますので洗顔の必要はありません。 |
| ・ |
マヨネーズくらいの固さにすると使いやすいので、水分を調節しながら混ぜましょう。
また、スイートアーモンドオイルなどのキャリアオイルにお好みのエッセンシャルオイルを混ぜてからクレイに混ぜるとさらに効果的です。
お肌の保湿やダメージを受けた肌を修復するのに効果的なエッセンシャルオイルは、ラベンダー、ゼラニウム、ネロリ、ローズなどです。 |
| ・ |
精製水・ミネラルウォーター・芳香蒸留水のいずれかだけでも構いません。 |
お肌の日焼け対策はしても、意外と頭皮のケアは忘れがちなのでは?
お肌と同じように紫外線を浴びている頭皮は、とても無防備な状態といえます。
皮脂バランスを整えて、髪の毛の成長を促すイランイランやローズマリーなどのオイルを混ぜたシャンプーで、生き生きとしたコシのある髪の毛を取り戻しましょう。
シャンプーの作り方(280mlの場合
)
| 1. |
シャンプーにお好みのオイルを垂らし、よく混ざるまで振ってください。 |
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| ・ |
オイルの配合割合は、シャンプーに対して1割弱を目安にするといいでしょう。 |
| ・ |
無香料のシャンプーは、アロマテラピーショップで購入できます。 |
身体のだるさや冷え、むくみを解消するには、柑橘系のエッセンシャルオイルが適しています。リラックス効果抜群で、芳香も楽しめる入浴がおすすめです。
入浴法
エッセンシャルオイルをお風呂に数滴垂らしてかき混ぜるだけです。
ただしオイルは水と混ざらないので、あらかじめ乳化させるウォッカや生クリームと
混ぜたうえで、お風呂に入れましょう。
入浴剤の作り方
| ※ |
アルシランと呼ばれるお風呂用の乳化材もあります。こちらは、アロマテラピーショップで購入できます。 |
| ※ |
柑橘系のオイルは肌に刺激を与えることがありますので、お肌の弱い方は注意して下さい。 |
エッシェンシャルオイルを使ったさまざまなホームケアをご紹介しました。
アロマテラピーを楽しく、安全に使用するために、取り扱いには以下の注意事項を守りましょう。
| ■取材先/ |
サンルイ・インターナショナル/山田茂美さん |
自ら日常生活に密着したアロマテラピーを積極的に取り入れ、アロマテラピーの体や心に及ぶ効果を実践。
さまざま施設やサロンなどへの提案やセミナーなど、アロマテラピーを多くの人に広める活動を支援している。 |
ご紹介したエッセンシャルオイル、キャリアオイルの一部は、
「きれいねネット」 ショッピングリストからご購入いただけます。
国内で医療用として使用されている高品質のエッセンシャルオイルです。
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