正しい姿勢(理想的な姿勢)とは、体の中心軸の上に上体がまっすぐのり、前後左右のバランスがとれていることをいいます。とはいえ、長い生活習慣、生活環境が原因で、その人独特の姿勢を持つようになります。このため、肩こり、腰痛、膝の痛みなどが起こります。体の歪みを正さずに歩き続けると、運動障害の原因になりかねません。まずは正しい姿勢を身につけましょう。 具体的にどうすれば正しい姿勢になるのでしょう?“身体を真横から見た時に、背骨の自然なカーブがあり、耳の穴、肩峰(肩の先)、大転子(太腿骨のつけ根の出っ張り)、外踝(外くるぶし)のやや前方が、一直線上にある状態” 常にそのことをイメージしながら、ウォーキングをしましょう。
よい歩き方とは、着地と踏み込みのバランスが重要。 つま先を上げ、アキレス腱を伸ばす(つま先に体重をかけ、しっかりと踏む) →自然に膝が伸び→そのままかかとから着地→もう片方の足へ次の動きを伝える・・・ この連係動作がよい歩き方のポイント。着地の時、つま先はやや外側を向いているのが理想的です。
水分補給 私たちは、運動すると筋肉から大量の熱を産出し、血液や細胞などの水分を汗となって発散させて体温を調節しています。失われた分の水分を補給しないと脱水が起き、体温が上昇、血液粘度か高くなり、脳卒中や心筋梗塞の原因にもなりかねません。ウォーキングの時に水分を携帯することはもちろんですが、歩き始める前に250〜500mlの水分を時間をかけ、ゆっくりと飲みましょう。ウォーキングの最中も30分おきには水分の補給を忘れずに!通常は水やお茶で構いませんが、夏など発汗量が増す場合は、スポーツ飲料など、塩分と糖分をバランスよく配合した飲み物を準備する方がいいでしょう。
ウォームアップ、クールダウン 歩く前に、ストレッチ体操でウォームアップをすると身体が温まり、筋肉や腱も伸びて柔らかくなり可動範囲が広がります。特に寒い日のウォーキングには、忘れずに行いましょう。上半身、下半身、アキレス腱・・・身体全体の筋肉をイメージしながら、丁寧に行いましょう。 クールダウンは、翌日に筋肉の疲れを残さないためのもの。疲れた足を揉みほぐす、内もも、足の裏、つま先、太もも・・・など足の筋肉を丁寧に伸ばしていきましょう。
日本経済新聞